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「電話の出だしでどもる・・・会社名や名前まで言いにくい。どうやって克服すればいいんだろう。」

吃音がある人の電話応対での悩みとして、「出だしでどもる」つまり「第一声が言いにくい」ことがあげられ、いちいち電話の時に不安になるとつい弱気になってしまうもの。

 

ただ、電話応対で不安となる根っこの部分を正しく知ることで、電話応対を克服できる可能性を大きくあげることができるというのも紛れもない事実です。

 

そのカギを握るのはズバリ・・・自己洗脳です。

 

僕自身も吃音で電話応対に悩んでいた時に、たくさんどもってしまった結果、戦意喪失してしまったのですが、この自己洗脳をうまく使うことによって、電話応対を克服することができました。

 

では、どうすれば吃音がある人が電話応対を克服することができるのでしょうか?

 

ということで今回は、「電話の出だしでどもる吃音の克服方法4選!緊張の原因の正体とは。」ついてお話ししていきますので、じっくり読んでみてください。

【電話の出だしでどもる】吃音とは。症状の種類を詳しく解説!

 

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「電話の出だしでどもる・・・」吃音とはどういったものなのでしょう。

多くの非吃音者にとって、言葉は「思ったらすぐに出る」もの。

 

ですが、中には言葉の出し方が一筋縄では行かない人がいます。

 

例えば「おはよう」と言いたいのに、「お・お・お・お・おはよう」と、言葉が詰まる感じ、連打する感じで出てきてしまう。

あるいは、そもそもタイミングよく最初の「お」が出なくて、そこで話すこと自体諦めてしまう・・・。

 

これを見ているあなたもそうではないのでしょうか?

こんなふうに、思ったのとは違う仕方で、言葉が体から出てくることを「吃音症」と言い「どもり」と言われることもあります。

吃音の症状の種類

 

さてこの項目では、この吃音の詳しい症状についてお話ししていきます。

ここではわかりやすく、「ありがとう」という言葉の発声を例に説明していきます。

 

あなたに思い当たる節がないかじっくり読んでチェックしてみてくださいね。

連発

 

「あああああありがとう」

 

極端に言えば連発とは「最初の言葉を繰り返す」状態のことで、吃音の症状としてはもっともよく知られたもの。

 

「ありがとう」と言おうとしたが、「あ」から「り」への発音がスムーズに行かず、「あ」でしばらく空回りが生じる。

パソコンで例えるならば、キーボードを叩くと叩いた以上に多くの文字を打ってしまっている「バグ」のような状態。

 

結果、上記のように最初の言葉を連打した言い方になってしまうのです。

難発

 

「っっっっっっ、・・・・・・あ(無音)」

 

「難発」は一言で言えば、「言葉が出ないこと」で、特定の言葉で言葉が出なくなり、喋れなくなってしまう状態のこと。

 

連発のように「ああああありがとう」と無理やり発音するのではなく、むしろそれを隠すようになる、その結果生じるのが「難発」。

 

これもパソコンで例えるなら、キーボードを一度叩いただけで文字が勝手に沢山打ち出される「連発」に対し、「難発」はキーボードをいくら打っても画面に反映されない状態。

 

言いたい言葉が頭の中にあるのにも関わらず、体がそれを言葉に発することを受け付けてくれないのが難発の具体的な特徴。

伸発

 

「あーーーーーーりがとう」

 

こちらは割合的にかなり少ないですが、最初の言葉が伸びてしまう、「伸性」という症状もあります。

 

言葉の最初の音から次の音に移るまでのタイミングが遅く、最初の言葉が引き伸ばされてしまう状態。

 

 

吃音がある人の中には、無理に言葉を絞り出そうとして、しかめっ面になったり、腕を振る、飛び跳ねたりといった動作をし、タイミングをとり、言葉を発する人もいます。

 

以上、これら3つの型は、大抵の場合併発して起こります。

 

 

参考:吃音症ってどんな感じ?原因や治し方は?世界一受けたい吃音授業!

【電話の出だしでどもる】吃音者が電話応対で緊張する原因は一体なんなのか?

 

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「電話の出だしでどもる?そんなのありえないわ!」吃音がない人にとっては、こんな風に思われても仕方のないことでしょう。

 

しかし、吃音がある人にとって電話応対とは、周りが思っている以上に想像を超えるプレッシャーがかかっているのです。

 

あなたもそうではないのでしょうか?

 

この職場の電話応対という大きなプレッシャーの原因として下記に示した理由が大半を占めているので、あなたに当てはまっていないか、または新しい発見があるかも知れませんので、しっかりと読み進めてください。

厳しい電話指導&マニュアル通りしなくてはいけないというプレッシャー

 

電話応対は自分の会社のユーザーさんや、企業の方など様々な人と電話でやりとりしなければならない大切な業務。

それゆえに電話対応は会社を代表し受け答えすることを教え込まれ、日常会話での電話とは異なることを肌で感じ、緊張してしまいます。

 

うまく話さなければいけない、どもってしまったらどうしようという予期不安を持ってしまうのです。

周囲の人に吃音があることを知られたくない、笑われたくない

 

自分の吃音が周りにバレてしまったら、言葉をつっかえてモゾモゾしている姿を後輩や同僚に見られたくないという人も少なくありません。

 

吃音の言葉のつっかえは、本人の意図して起きるわけではなく、しっかりと会社名や自分の名前を話したいと思っていてもなかなかうまくいかないもの。

 

周囲が話し方を注意・叱責する、笑う、急かすなどの否定的な反応をすればますます話しにくくなっていきます。

吃音がある人はまず、否定的な反応が吃音の症状に影響があることを十分に客観視して理解しておくことが大切。

 

 

参考:吃音で仕事が辛い…転職はあり?あなたが主人公になれる克服方法!

受話器を取るまで誰と会話をするのかわからない

 

一番苦手とされる要因が「受話器を取るまでどのような人と会話をするのかわからない」ですね。

 

というのも、電話応対は対面とのコミュニケーションと違い、受話器を取るまでどのような人と会話をするのかわからないため身構えてしまい、緊張を誘発してしまうケースが多いから。

 

さらに、話しながらメモをとったり、返事を考えるための時間も限られているため、どもること以外にも様々なプレッシャーが吃音の人に降りかかってきます。

 

私自身もそうでしたが、電話越しの相手の声が、ドギツイ低い声の男の人だと怖くてたまらなかった記憶があります・・・笑

このような場合は、不安や緊張を自分で取り除く事前の準備をしておくことで、ある程度の不安が取り除ける。

 

 

参考:電話で言葉が出ない、声が出ない吃音の不安や緊張を自分で取り除く方法!

【電話の出だしでどもる】電話の出だしでどもる吃音の克服方法4選!

 

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受話器の前に鏡を置いて、自分を客観的にみる

 

吃音がある人は『しっかりとした 笑顔が作れているかどうか?』『早口にならないために口はちゃんと開いているか?』といったことをチェックするために鏡をデスクに置いておくことをおすすめします。

 

というのも、有名ホテルのカスタマーセンターでも、オペレーターは常に自分の表情をチェックするために、鏡を見ながら電話対応をしているから。

 

さらに、鏡を見ることは自分を客観的に見ることにもなりますので、緊張を緩和するのにも一役かってくれます。

 

これを脳科学などでは『メタ認知』と呼ぶそうで、メタ認知は世界で活躍するスポーツ選手なども気持ちを落ち着けるために取り入れているひとつの方法。

口を大きく、ゆっくりと話す習慣をつける

 

実際に自分の声を録音して聞いてみるとわかりますが、大体の吃音の方は早口で喋ってしまっています。

 

話す前に、一度話す内容を頭の中で整理する!その後で、ワンテンポおいてから話すようにすることを意識するとだんだんと早口は解消されていく。

 

どうしても早口になってしまう場合は、口を大きく開けて話す、ボディーランゲージなど、自身の身体とリンクして話すことで自分の話し方のスピードもコントロール出来るはず。

 

「どもりそうだな…」と不安になる時はとりあえず、最初の出だしはゆっくりと話し始めることを意識していきましょう。

 

早口を改善するためには、とにかく口を大きく、ゆっくりと話すイメージを持つことが何より大切。

背伸びした、強い自己洗脳をする

 

吃音がある人が克服の一歩として覚えて欲しい心構えが、苦手なこと、できないと思っていることを全部逆にして、「できる!」ということ。

 

肝心なのは口に出して「できる」と言うこと、そうすることで、脳は膨大なデータをグルグル使い出して、全力で言ったことを実現するようになります。

 

反対に、「できない」、「苦手」と言えば、脳の中の膨大なデータが「できない」とい言うことに、グルグル頭を使い出して、できないことを実現させてしまうのです。

 

「できない」、「苦手だ」と言うから苦手になるのであって、「できる」、「得意だ」と言えば本当に得意になると言うこと。

 

心の中でひっそり思っていてもダメ!なりたい自分、できる自分を、バンバン口に出して言っていくことが何よりも大切。

 

吃音を抱えている人にとって、このような自己洗脳はとっても大切で、結果的にこの「予期不安」を潰せるようになるのです。

周囲の人にカミングアウト

 

自分の話し方を気にしているならば、カミングアウトしてみること、つまり自分から「吃音がある」と周りの人に伝えることが事態の悪化を防ぐ有効な手段。

 

「吃音を隠し通そう」とすればするほど、心の負担が増えてしまいがち

 

隠さないことで自ら吃音の悪循環を断ち切ることができますので、「いつ、どもるか」と不安な気持ちでいるより、吃音を周りに公表していくことも考えましょう。

 

聞く側の姿勢を変えるだけでなく、自分の不安を減らす大きな効果もありますから。

 

でも、案外それを周りに公表しても

「えっ?吃音だったんだ!そんな感じしないよ」、「そんなことで悩んでたんだ!大丈夫だよ!」と意外と周りは気にしていないんだなーって感じです。笑

 

吃音を打ち明けるのは死ぬほど勇気がいりますが、いざ打ち明けると

「自分が悩んでいるほど、周りは気づいていないし、気にしていない」

 

ということに気づくかもしれませんね!

 

 

参考:吃音のカミングアウトは、グーッド!どもるストレスから解放される仕組み

まとめ

 

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今回は、「電話の出だしでどもる吃音の克服方法4選!緊張の原因の正体とは。」ついてお話ししていきました。

 

電話の出だしでどもる吃音の克服方法は下記の4つ

 

  • 受話器の前に鏡を置いて、自分を客観的にみる
  • 口を大きく、ゆっくりと話す習慣をつける
  • 背伸びした、強い自己洗脳をする
  • 周囲の人にカミングアウト

 

その中でも特に今回あなたに意識してもらいたいのは、「背伸びした、強い自己洗脳をする」のところ。

 

結局のところ吃音はあなたの内側から徐々に徐々に改善していく必要があります。

 

この強い自己洗脳こそが吃音の改善、電話応対の克服に一躍かってくれるのです。

 

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