吃音,ストレス,症状,要因,どもり

 

「おおおおおはよう」、「何かに緊張している時、慌てている時に吃音が酷くなっている気がする」

昔から吃音があるあなたも、日常生活や人間関係のストレス、はたまた感情が高ぶっている時に、吃音の症状がたくさん出てしまった経験はあるのではないでしょうか?

 

私自身も同じような経験をしていて、何かに追われて急いでいる時、目の前のことが見えなくなって動揺している時に吃音が酷くなっていました。

 

結論から言いますが、吃音がある人にとって、心理的にストレスがかかりやすい場面は特に吃音を酷くしがちなのは紛れも無い事実。

ストレスの積み重ねが吃音の症状を増やしてしまうんですよね。

 

しかし、驚いたり、感情が高ぶったりした時などに、言葉がスムーズに出てこなくなるという経験は、吃音でなくても起こりうること。

では、吃音の症状を増やさないためには、どう対処していけば良いのでしょうか?

 

ということで今回は、吃音とストレスの関係性について。吃音の症状を増やす要因は一体何?についてお話ししていきますのでじっくり読んでみてください。

【吃音とストレス】吃音の症状を増やす要因は一体なんなのか?

 

吃音,ストレス,症状,要因,どもり

 

冒頭でもお話しした通り、誰しも驚いたり、感情が高ぶったりした時などに、言葉がスムーズに出てこなくなるという経験は、吃音でなくても起こりうること。

しかし、吃音がある人はこのような心理的影響を非常に受けやすいと言われております。

 

吃音がある人にとって、あなたは何が一番ストレスになるのかご存知ですか?

・・・そう、周囲の反応ですよね。

 

ただでさえ、周囲が自分の話し方に否定的な反応を示したら、話しにくくなっていきますし、否定的な反応が吃音の症状を増やしていきます。

要するに、吃音の症状の増減は周囲の反応次第とも言えるのです。

 

周囲の反応によって吃音がある人が、どのような影響を及ぼすのか下記でお話ししていきますのでじっくり読んでみてください。

ストレスの積み重ねが吃音を増やしてしまう

 

言葉がつっかえたり、詰まったりする吃音は本人が意図して起こしてるのでもなく、起きるわけでもありません。

聞き手がいる場面で話すとき、相手の反応が「今の話、面白いね!」「カッコ良かった!」「すごく良い!」と褒められたりしているときは吃音の人は比較的に流暢に話すことが出来ます。

 

これはプラスの反応が吃音の人の話し方に強化されて、良い循環になっているからです。

では、逆はどうでしょうか?

 

聞き手がいる場面で、言葉をくり返したり、詰まったりする吃音の症状を出してしまって、相手が「笑う」「真似する」「びっくりする」「せかす」「さえぎる」「話し方を注意する・叱責する」ということをされてしまった場合、吃音の人にマイナスの反応が起きてしまい、吃音の症状がひどくなってしまいます。

 

これは先ほどのプラスの反応の逆で、マイナスの反応が吃音の人の話し方に強化されて、悪循環になってしまっているのです。

さらに、マイナスの反応がもたらす影響はプラス反応の5倍も強いと言われています。

 

ある行動が、その結果として起こる周囲の反応によって、ますます起きやすくなる現象を、心理学用語で「オペラント学習」と言います。

話し方にも、この現象が起きていることになり、周囲の否定的な反応は症状を増やすもとになります。

 

吃音の症状を増やさないためには、このマイナスの反応をできるだけ排除していくよう、取り組んでいくことが何よりも大切。

どもることに敏感になってくると出てくる「予期・不安」

 

どもることに敏感、心配になっていくと、吃音がある人特有の発話の予期不安が現れていきます。

昔から、滑らかに話せないことで、「ストレス」を積み重ねていると、「どもるのは悪いこと」という思いが本人に刷り込まれてしまい、下記の様に吃音の悪循環が始まってしまいます。

 

吃音、どもること=悪いこと

「どもりたくない・どもったらどうしよう」

(予期・不安)

吃音の症状を隠す努力をする、努力し続ける

(吃音を隠す工夫で主に「言い換え」が代表的なもの)

「また、どもってしまった。なんで自分はこんなにどもるんだろう・・・」

(落ち込み/劣等感)

吃音、どもること=悪いこと

・・・・・・無限にループしてしまう。

 

吃音の人が感じる話す前の不安は「どもるのは悪いこと」という前提の中から生まれ、うまく話すことが出来なかった時に経験してきた周囲の否定的な反応によって、そうした思いを強めてしまいます。

 

吃音が目立たなくなることで話すことに自信がつけば、工夫にも意味はありますが、必ずしもうまくいくことばかりではありません。

 

このように、「回避」や「予期・不安」などによって「また、どもってしまった。なんで自分はこんなにどもるんだろう・・・」と自己嫌悪を繰り返さないためにも「どもってもいい!」という強くな心を持たなければいけません。

 

 

 

参考:吃音は気にしない、これはいい!気の持ちようで言葉のどもりで泣く人、笑う人

【吃音とストレス】吃音の症状を増やさないためにまず出来る大切なこと

 

吃音,ストレス,症状,要因,どもり

 

吃音を抱えている人話し方は誤解を受けやすい面があり、自分ではどうもしようもない特性だということをしっかりと相手に伝えておく必要があります。

 

そのためにはしっかりと周りの人間に自分は吃音症という話し方のクセを生まれつき抱えているとカミングアウトすることが何よりも重要。

 

というのも、自分の吃音を隠し通したり、時には話し方を指摘されたり、からかわれたりすればするほど、本人の心の負担は増えていく一方。

 

厳しい言い方をしてしまいますが、周りを変えようとするのではなく、まずは自分で自分の吃音を説明できるようにしておくことできっとこの先の道が開けていきます。

 

私自身も「吃音が“つらい”と思ったら見てください。」でお話ししている通り、自分の吃音をカミングアウトしたことで、吃音との向き合い方を知ることができましたし、改めて吃音を治したいと思えるようになったわけです。

 

そして、カミングアウトすることで確実に周りの聞く姿勢が変わり、自分の不安やストレスを減らす大きな効果があるということ。

 

といっても、明日全員の前でいきなりカミングアウトしろといってもなかなか無理があるので、仲の良い同僚や先輩がいるならば、はじめはそこからでいいので自分の吃音のことを打ち明けてみましょう。

 

そうして、自分の吃音のことを理解してくれている同僚や先輩がいてくれれば、あなたの大きな心の支えになります。

 

 

 

参考:吃音治療!大人からでも治った僕の克服方法を完全伝授したいと思う。

まとめ

 

吃音,ストレス,症状,要因,どもり

 

今回は吃音とストレスの関係性についてお話ししていきました。

何度も言いますが、吃音がある人にとって一番のストレスは「周囲の反応」。

 

もし、聞き手が「いい反応」でしたら、あなたの吃音が出にくくなり良い循環になりますし、逆に「悪い反応」だった場合、吃音が強化されてしまいます。

 

また、どもることに敏感、心配になっていくと吃音がある人特有の発話の予期不安が現れていきます。

こうして、吃音がある人は悪循環を無意識に辿ってしまいがち。

 

まずは、身近な人からでも良いので良き理解者を作っていき、否定的な環境から少しでも離れることが何よりも大切。

 

 

<ブログランキングの応援をお願いいたします! >

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 吃音症・言語障害へ
にほんブログ村

 

 

 


どもり(吃音)ランキング