言葉,言えない,病気,大人,吃音

 

「なぜ自分はスラスラ言葉が言えないのだろう」「こ・こ・こ・こんにちはと言葉が連続して出てしまう」「よくわからない・・・これって何かの病気なのかな?」

 

このように、物心ついた時から流暢に言葉が言えない・・・という深い悩みを抱えている人は意外と多いもの。

 

結論から言っておきますと

・・・あなたは「吃音症」の可能性が非常に高いと言えます。

 

というのも、上記の「こ・こ・こ・こんにちは」のように吃音症とは出だしの言葉、つまり第一声が出ない、出にくいのが症状のひとつとしてあげられているから。

 

「つまり、自分は吃音症なんだね。どうせ治らないんでしょ?」吃音症と聞いてだいぶネガティブになったかと思いますが、ネガティブにならなくて全然OK。

 

むしろ吃音症であることは嬉しいこと。喜んでください。

 

まずはじめに「吃音症」について詳しく「知る」ということが何よりも大切。

ということで今回は、「言葉が言えないのは病気?大人の吃音の原因、治し方まで完全網羅」についてお話ししていきますので、じっくり読んでみてください。

吃音の症状について

 

言葉,言えない,病気,大人,吃音

 

「言葉が言えない・・・」言葉は多くの人にとっては「思ったらすぐに出る」もの。

しかし、中には言葉の出し方が一筋縄では行かない人がいます。

 

「ありがとう」と言おうとしているのに、「あ・あ・あ・あ・ありがとう」と、言葉が詰まる感じで出てきてしまう。

あるいはそもそもタイミングよく最初の「あ」が出なくて、そこで話すこと自体できなくなってしまう。

 

これを見ているあなたもそうではないのでしょうか?

こんなふうに、思ったのとは違う仕方で、言葉が体から出てくることを「吃音症」と言い「どもり」と言われることもあります。

 

この項目では、この吃音の詳しい症状についてお話ししていくので、あなたに思い当たる節がないかじっくり読んでチェックしてみてくださいね。

吃音の症状のタイプはこの3種類!

 

連発

 

極端に言えば連発とは「最初の言葉を繰り返す」症状のことで、吃音の症状としてはもっともよく知られたもの。

 

「ありがとう」と言おうとしたが、「あ」から「り」への発音がスムーズに行かず、「あ」でしばらく空回りが生じる。

 

パソコンで例えるならば、キーボードを叩くと叩いた以上に多くの文字を打ってしまっている「バグ」のような状態。

 

結果、「ああああありがとう」のような最初の言葉を連打した言い方になってしまうのです。

 

難発

 

次に、連発と並ぶもう1つの吃音の主な症状、難発

吃音がある人は、幼い時、子供の時の症状は主に「連発」中心ですが、多くの場合、この「難発」を獲得し、「連発」と「難発」の両方を持ち合わすように。

 

自分の話し方を客観的に見れるようになったり、その話し方を評価したり、叱責したり、からかったりする他の人の視点が無意識に自分の中にインストールされるようになっていくと、次第に吃音の症状を「隠したい」と思うようになります。

 

連発のように「ああああありがとう」と無理やり発音するのではなく、むしろそれを隠すようになる、その結果生じるのが「難発」。

一言で言えば、「言葉が出ないこと」で、特定の言葉で言葉が出なくなり、喋れなくなってしまうこと。

 

連発が「ああああありがとう」に対し、難発は「っっっっっっありがとう」といった「っ」しかない感じ。

 

これもパソコンで例えるなら、キーボードを一度叩いただけで文字が勝手に沢山打ち出される「連発」に対し、「難発」はキーボードをいくら打っても画面に反映されない状態。

 

言いたい言葉が頭の中にあるのにも関わらず、体がそれを言葉に発することを受け付けてくれないのが難発の特徴。

伸発

 

こちらは割合的にかなり少ないですが、最初の言葉が伸びてしまう、「伸性」という症状もあります。

こちらは、「うれしい」が「うーーーーれしい」のように、言葉の最初の音から次の音に移るまでのタイミングが遅く、最初の言葉が引き伸ばされてしまう症状。

 

吃音がある人の中には、無理に言葉を絞り出そうとして、しかめっ面になったり、腕を振る、飛び跳ねたりといった動作をし、タイミングをとり、言葉を発する人もいます。

吃音の原因

 

言葉,言えない,病気,大人,吃音

 

言葉が言えない吃音症の原因とは一体なんでしょうか。

利き手の強制などによる親の教育の問題でしょうか?それとも家庭環境が悪かったから?

 

はじめにお話ししていきますと、吃音の原因には様々な説がありますが、このような説は現在全て否定されています。

 

今現在、吃音の原因としてもっとも有力な情報が、「言葉の学習時期に頭の中に一気に増えていく言葉に口がついてこられなくなったため」と言われております。

 

私自身も、この見解には賛成しております。

というのも、ぶっちゃけですよ?私自身が左利きであり、正直なところ両親も仲が悪くすごく悪い環境で育ってました。吃音の原因とささやかれている説はほぼほぼ当てはまっている状態なんです。

 

ではなんで?

それは、吃音になってしまった原因を外に求めているから。

 

もうねこれしかないんですよね。今更「なんで俺が吃音になってしまったんだ・・・」「吃音の原因は親なのか。クソ、ふざけんな」

・・・ぶっちゃけ原因知ったところでもうおせーから。

 

このように、吃音になってしまった原因を外に求めてしまうと、必然的にネガティブになり、吃音になってしまったことを親のせいにしたり、周りのせいにし始めたりしてしまうんですよ。

 

もうこれアウト。自分で自分の首を締めていますよ?

まずは、あなたが吃音を受け入れる、向き合っていく状態を作っていくこと。これをしてください。

 

吃音の原因は、「頭が良すぎるから」

このことをしっかりと頭の中に何度も何度も刷り込んでください。

 

 

 

 

参考:どもる原因大人版!吃音は発達障害?遺伝や体質が関係しているのか徹底解説!

参考:どもりと頭の回転の関係性について。吃音者は頭が良い?悪い?早い?

吃音を克服するためにあなたができること。

 

言葉,言えない,病気,大人,吃音

 

言葉が言えないのは吃音症ということや、吃音の原因がわかったところで、この項目ではあなたが吃音を克服するためにできることについてお話ししていきます。

 

結論からいうと、吃音に対しての全てのネガティブな意識を無くすことが何よりも重要。

 

というのも、前の項目でもお話ししましたが、吃音の原因を周りのせいにしたりしだすと、吃音に対しネガティブな情報しか入ってこなくなり、吃音を克服する体制ができなくなってしまうから。

 

私のこのサイトで提案しているのが「吃音を内側から治すこと」なんですよね。

難しい言葉で言うと「潜在意識」って言うやつです。

 

なので、全てポジティブなことに変換して、やっと吃音を克服するための準備ができると思ってください。

 

で、正直にぶっちゃけますと、吃音は未だに確立された治療法はないんです

 

しかし、吃音の症状を改善するための方法は複数あり、それをすることによって「吃音が気にならなくなった」と、吃音の症状がゼロ!は難しくても、症状を改善して悩みの軽減は可能。

 

その結果、吃音を治すことができるようになると私自身の経験を踏まえて断言できます。

ということでこの項目では、吃音の克服方法について詳しくお話ししていきます。

「話して伝えること」にこだわり過ぎない

 

長年吃音に悩まされていると、完璧にスラスラ話せる状態になることが最終的なゴールであるように思いがち。

しかし、本当に大切なのは人と人とが考えや気持ちを伝え合い、通じ合うこと、つまりコミュニケーションが取れるようになること。

 

話すことの本当の目的は「伝えたいことを伝えること」

あなたと会話している相手は、アナウンサーのような完璧な発音やはっきりとした話し方を求めていませんよ。

 

メラビアンの法則とは、1971年にアメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した概念で、話し手が聞き手に与える影響を、研究と実験に基づいて数値化したものです。別名「3Vの法則」や「7・38・55ルール」と呼ばれる事もあります。

具体的には、話し手が聞き手に与える影響は「言語情報」「聴覚情報」「視覚情報」の3つから構成され、それぞれの情報の影響力は以下の割合であるというものです。

  • 言語情報(Verbal)…7%
  • 聴覚情報(Vocal)…38%
  • 視覚情報(Visual)…55%

メラビアンの法則とはより引用

上記の図を見てわかる通り、言葉はコミュニケーションを成り立たせる要素の一つにすぎません。

むしろ言葉以外の様子から伝わる情報の方が多いとも言われています。

 

吃音があっても今すぐ出来る、相手との効果的なコミュニケーション方法は下記の3つ。

顔の表情

 

同じ言葉でも、それを口にするときの表情から相手はあなたの気持ちを察してくれています。

長々とした言葉を発するよりも、表情ひとつで伝わることの方が大きいこともあります。

 

また、笑顔はコミュニケーションをとる上で最も大切な手段の一つ。

たとえあなたが言葉に詰まってしまったとしても、ニッコリと微笑めば十分に気持ちを伝えられますよ。

アイコンタクト

 

「どもりたくない」、「どもったらどうしよう」という思いが強いと、相手の顔を見ずに自分が話すことだけに精一杯になりがち。

顔を上げて、会話の合間合間だけでもいいので少しずつ相手の顔を見て話すことを心がけてみましょう。

 

視線を交わしながら話すことで、「あなたの話を聞いていますよ」ということを伝えられますし、「自分の話が伝わっているかどうか」を確認することだってできますよ。

ジェスチャー

 

感謝の気持ちを伝える時はきちんと頭を下げる。

嬉しい時は、ニッコリ笑って手を叩く。

 

何か疑問に思ったことがあれば、首をかしげる。

このように身振り手振りを意識することが出来るようになると、相手に気持ちや考えはグンっと伝わりやすくなります。

吃音を隠す努力はなるべくしないこと

 

吃音を隠すことばかりに日々集中してしまうと、人に不自然な印象を与えてしまうことも。

吃音を「隠そう!」とコントロールしているつもりで、実は吃音にあなたがコントロールされていることに気づく必要があります。

 

吃音が目立たないように言葉を選んだり、話きらずに会話を終えたりしていると、あなたの本当の考えや気持ちは伝わりにくくなっていきます。

話したいことを、話そうとしていた言葉のまま、最後まで話通すことで周囲の誤解は減ります。

 

人との関わりを広げ、深めていくためにも、吃音を隠す努力はなるべくしない方が懸命。

また、話し方は自分の一部分にすぎず、他にもあなたの中にある「自分の強み」を磨いていくことに注力していきましょう。

 

こうした取り組みを続けていくうちに、一部だけで判断されたり、判断されたような気持ちがしたりして落ち込むことも少なくなっていくはず。

正しいテクニックを身に着ける

 

「自分は話し下手だから、なるべく話さないようにしている」という発話の回避はなんの解決にもなりません。

吃音の悩みが大きすぎる場合には、楽に話せるテクニックを身に着けることが話す意欲の回復に繋がることがあります。

 

どもらない話し方をわかっていれば、「どもってもなんとかなる」と思え、日々の生活の中で話し続けるうちに、楽に話せることも増えていきます。

 

吃音がある人は、言葉を絞り出そうとして、発声とは関係のない体の筋肉にまで力が入って緊張し、息を止め、舌や口が固まっている傾向が多く見られています。

 

吃音を出にくくするどもらない話し方を簡単に紹介しますと下記の通り。

【ゆっくり】

 

はじめの言葉をゆっくり、引き伸ばすように話す。

【そっと】

 

唇や舌に力を入れすぎないで、軽く触れる程度にしておく。

【柔らかく】

 

喉を締め付けず、柔らかい声で話し始める。

【どもりそうになったらストップ】

 

余計な力が入っていないか?力を抜いてから声を出してみる。

 

このように、なかなか声が出ずに苦しい時は、楽に声を出す方法を試してみましょう。

ただし、必ず成功させようとしても難しいものなので、どもってしまっても大丈夫。

 

話すという行動が何よりも大切。

 

 

 

参考:吃音のトレーニング方法はある?吃音、どもりの改善方法を徹底解説!

自己肯定感を育てる

 

自分の価値を認め尊重できることを「自己肯定感」と言います。

簡単に言い換えますと、何事もポジティブに考える力、そしてそれを行動に起こせる力がある人のこと。

 

小さい頃って「自分なら何でもできる!」って根拠もない自信があったし、「できるかな?できないかな?」と考える隙もなくやりたいと思ったことに飛びついていましたよね?

 

歳を重ねるにつれて、「私はこうあるべき」という常識に縛られて、こう言った根拠のない自信や飛びつく力って衰えていくのかなと感じます。

 

物事をプラスに捉える力を例えるとすれば、雨の日って多くの人は嫌いじゃないですか?

でもそれを自己肯定感が高い人は「雨の日って風情があって素敵だな」といい方向に捉えることができてしまうんですよね。

 

このように物事って何でも見る角度によって異なります。

「雨の日を楽しもう!」という思考のもとに雨の日を楽しむ行動をするから幸せを感じることができ、自己成長を実感できる。

 

そうやっていくうちに、だんだんと自信がついていき自分のことが好きになっていくのです。

 

 

 

参考:吃音は気にしない、これはいい!気の持ちようで言葉のどもりで泣く人、笑う人

周りの環境を変える

 

職場や学校など、今自分がどういった環境に身を置いているか?あなたのコミュニケーション環境がどのようなものかを知り、よりコミュニケーションを取りやすい環境になるようにしていく方法。

 

例えば、重度の吃音に悩んでいても、職場でどもりへの理解をしていれば仕事をこなすことができます。

このように、吃音に対して否定的な反応を起こす環境に身を置かないことが大切。

 

すなわち、どもっているけれど、自分も周囲の人も気にしていない状態にすることで吃音を軽減することが出来るのです。

 

 

 

参考:吃音が“つらい”と思ったら見てください。

発話の成功体験を身体に染み込ませる

 

吃音の人には、すでに吃音の症状が出やすい、どもりやすい言葉やパターンがあるかと思います。

 

例えば職場の電話応対のシーン。

電話で会社名をどもってしまった経験から、次に電話に出る時に「さっきどもっちゃったから、また会社名どもっちゃうかも・・・」とあなた自身がその吃音が出るパターンを頭の中で作り出してしまっています。

 

それでは逆に、これと同じことを成功した時に例えたらどうでしょうか?

そうです。同じように上手く話せた状態のあなたの発話パターンが作り出せてしまいます。

 

1回でも上手く会社名を言えることが出来たら、それをめい一杯喜び何度も頭の中で良かった記憶として、繰り返して見ることが何よりも大切。

 

良くも悪くも感情は、あなたの吃音の発話回路を強化しますので、大事なことはあなたが会社名を言えた喜びの感情を絡めて思い返すということ。

 

そうすることで、今まで会社名でどもっていた吃音の発話パターンとは別に、発話のルートが出来上がるのです。

そうなってくると、10回中10回、名前が出てこなかったのが、10回中8回に減ってきたりします。

 

このように、少しの自分の変化を喜び、頭の中で上手く話せた時のことを何度も楽しみながら想像してみることで吃音で会社名が言えないといった確率を減らすことが可能。

 

失敗したことよりも成功したことを想像し喜びましょう。

 

そうすることで、あなたが吃音で悩んでいた、会社名が言えないのを徐々に改善できるようになり、回復のスパイラルが生まれるでしょう。

吃音があることを素直に認め、許し、感謝する

 

そして最後のはとっておきの方法!信じられないかもしれませんが効果抜群です。

結論から、あなたが今すべきことは「吃音であった自分の過去を変える」こと。

 

「は?何言ってるんだ?」ってツッコミを入れたくなる気持ちも十分に理解できます。

なぜなら私自身も昔はあなたと同じ吃音症であることを憎み、悩み苦しんでいたのですから。

 

昔の嫌なことは、オセロのコマと一緒。

黒いコマを自分の心の中でクルっと白にひっくり返して、みんないいことに変えてしまえばいいんです。

 

例えば、子供の頃親に全然可愛がわれた記憶がなくても、「お父さんとお母さんが可愛がってくれたから、今の自分がいるんだ」というようにします。

今まで生きてきたということは、親がご飯を食べさせてくれたから、ミルクをくれた、おしめを替えてくれたから。

 

決して裕福でもないのに、学校にも行かせてくれた。と、黒を白に変えればいいんです。

だから、今の自分がいるんだと思ってみてください。

 

ありがたくないことばかり覚えていて、「ああしてくれなかった」「こんなことされた」と口に出しても、自分も不幸せ、周囲の人も不幸せ。

私自身は、吃音やアトピーで自分のことを産んでくれた親に対し、学生時代からずっっっっっっっと恨んでいました。

 

「なんでこんな話し方なんだよ」、「なんでこんな身体で産んだんだよ」「なんで・・・・」

ずっっっっっっと親のせいにばかりしていたダメな男でした。

 

それを、「こんなわがままな俺を立派に育ててくれてありがとな」、「吃音やアトピーのおかげで他の人では真似することができない体験をたくさんしてきたよ。本当にありがとう」

と、素直に親を許し、感謝することができたのです。

 

許すことができれば心は穏やかになります。

つまり、「許す」とは「緩む」ことでもあるんですよね。

 

だから、過去を変えればいいんです。

過去を変えると、過去だけでなく、今の自分の人生全部が幸せになります。

 

ありのままの自分を素直に受け止めてからが、本当の吃音克服へのスタートです。

まとめ

 

言葉,言えない,病気,大人,吃音

 

今回は、言葉が言えないのは病気?大人の吃音の原因、治し方まで完全網羅してみました。

この記事を見て、確かに自分に思い当たる節がいっぱいあるな!つまり、自分は吃音症だったんだ、と吃音について知れたきっかけになれたらとても嬉しく思います。

 

そして、吃音であること、吃音である自分を責めないでください。

吃音であることをむしろ誇りに思っていいくらいです。

 

何事もポジティブでいることは大切ですが、吃音克服においてはメチャクチャ重要なことなので、何度も何度も吃音である自分を褒めまくってください。

 

そうすることで、あなたが吃音克服するための準備体制が整いますから。

 

「吃音の自分は天才、天才、天才・・・・」何度も何度も吃音に対してポジティブなことを自分の中に刷り込むことが何よりも大切。

 

 

 

 

<ブログランキングの応援をお願いいたします! >

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 吃音症・言語障害へ
にほんブログ村

 

 

 


どもり(吃音)ランキング