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「吃音、どもりの人の性格ってどんな人?」、「どういう性格の人が吃音を抱えやすいのか?」

 

吃音を持っている人にとって、このような疑問を持っている人は少なくないはず。

 

吃音の原因は脳の問題や遺伝、様々な説が飛び交っていますが、性格的な影響を強く受けているという説もあり、生まれつき吃音になりやすい性格があると言われています。

 

では吃音を抱えている多くの人たちに共通する性格とはどんな性格なのか?それをまず最初にお話ししておきますと

 

吃音を抱えている人はとても感受性が豊かだということ

 

ここまで冒頭文を読んで、「確かにそうかも!」と思ったか、それとも「そんなことないよ・・・」と思ってしまったでしょうか?

 

ということで今回は、「どもる人の性格を解説!吃音を持っている人は優しい人?天才病?有名人は?」についてお話ししていきますので、じっくり読んでみてください。

【どもる人の性格】吃音とは一体なんなのか?原因は一体・・・

 

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どもる人の性格のお話しをする前に、吃音の種類や症状はどういったものなのかについて説明させていただきますね。

多くの非吃音者にとって、言葉は「思ったらすぐに出る」もの。

 

ですが、中には言葉の出し方が一筋縄では行かない人がいます。

 

例えば「おはよう」と言いたいのに、「お・お・お・お・おはよう」と、言葉が詰まる感じ、連打する感じで出てきてしまう。

あるいは、そもそもタイミングよく最初の「お」が出なくて、そこで話すこと自体諦めてしまう・・・。

 

これを見ているあなたもそうではないのでしょうか?

こんなふうに、思ったのとは違う仕方で、言葉が体から出てくることを「吃音症」と言い「どもり」と言われることもあります。

吃音の症状の種類

 

さてこの項目では、この吃音の詳しい症状についてお話ししていきます。

ここではわかりやすく、「ありがとう」という言葉の発声を例に説明していきます。

 

あなたに思い当たる節がないかじっくり読んでチェックしてみてくださいね。

連発

 

「あああああありがとう」

 

極端に言えば連発とは「最初の言葉を繰り返す」状態のことで、吃音の症状としてはもっともよく知られたもの。

 

「ありがとう」と言おうとしたが、「あ」から「り」への発音がスムーズに行かず、「あ」でしばらく空回りが生じる。

パソコンで例えるならば、キーボードを叩くと叩いた以上に多くの文字を打ってしまっている「バグ」のような状態。

 

結果、上記のように最初の言葉を連打した言い方になってしまうのです。

難発

 

「っっっっっっ、・・・・・・あ(無音)」

 

「難発」は一言で言えば、「言葉が出ないこと」で、特定の言葉で言葉が出なくなり、喋れなくなってしまう状態のこと。

 

連発のように「ああああありがとう」と無理やり発音するのではなく、むしろそれを隠すようになる、その結果生じるのが「難発」。

 

これもパソコンで例えるなら、キーボードを一度叩いただけで文字が勝手に沢山打ち出される「連発」に対し、「難発」はキーボードをいくら打っても画面に反映されない状態。

 

言いたい言葉が頭の中にあるのにも関わらず、体がそれを言葉に発することを受け付けてくれないのが難発の具体的な特徴。

伸発

 

「あーーーーーーりがとう」

 

こちらは割合的にかなり少ないですが、最初の言葉が伸びてしまう、「伸性」という症状もあります。

 

言葉の最初の音から次の音に移るまでのタイミングが遅く、最初の言葉が引き伸ばされてしまう状態。

 

 

吃音がある人の中には、無理に言葉を絞り出そうとして、しかめっ面になったり、腕を振る、飛び跳ねたりといった動作をし、タイミングをとり、言葉を発する人もいます。

 

以上、これら3つの型は、大抵の場合併発して起こります。

吃音の原因

 

吃音には、小児期に他の原因となる疾患がなく起きる発達性吃音と、疾患や心的ストレスなどの原因で起こる獲得性吃音があります。

 

下記ではそれぞれの特徴をまとめてみました。

 発達性吃音

 

小児期にみられる吃音のほとんど、成人でも9割以上の吃音は発達性吃音です。

過去の私もこの発達性吃音に当てはまります。

 

発達性吃音は、幼少期の頃に発症することが多い発達過程の症状で、成長するにつれ自然治癒する人も多いと言われています。

 

その後に渡って症状が残る場合に考慮される原因として、遺伝的要因、発達的要因、環境要因などがあり、これら様々な要因が関わっていると考えられていますが、詳しいことはいまだに不解明。

 獲得性吃音

 

一方、獲得性吃音には主に2種類あります。

 

獲得性神経原性吃音】

→神経学的疾患や脳損傷などにより発症

 

獲得性心因性吃音】

→心的なストレスや外傷体験に続いて生じる

 

どちらも発症時期は主に青年以降(10代後半~)とされています。

 

吃音の原因として昔から様々なことが唱えられてきました。

例えば、「真似から始まる」、「左利きを右利きに矯正したから」、「母親のしつけの問題」などでしょうか。

 

しかし、今現在のところこういった考え方はその後の研究者の研究により否定されています。

 

ですので、自分の吃音の原因は親のせいだ、昔自分が変な話し方を習得したからだ、というマイナスなことを抱えるのは今日でオサラバするべき。

 

吃音の発症は多くは突然来るもので、発症直前の出来事や周りの環境と関連づけて罪悪感を抱きがちですが、そんなものは所詮後付けのもの。

 

後付けのきっかけ探しには何の意味もありませんしね。

 

 

参考:「どもりってうつる?」吃音の症状によって周囲に影響はあるのか?

吃音がある人は左脳よりも右脳の活動が盛ん

 

言語に関与する言語中枢は左脳にありますが、吃音のある人は吃音のない人に比べて左脳の活動は低く、かわりに右脳の活動が盛んになっているという傾向がみられます。

 

また、通常右利きの人は、99%左の脳に言語中枢があり活動が盛んですが、左利きの人は右側の脳が盛んであることもあります。

このことから、左利きから右利きへの矯正が何らかのエラーを起こして吃音の原因と言われてきたのかもしれませんね。

 

吃音の有無による脳の働き方の違いが吃音にどう繋がるのかが実際に今現在解明されていなく、吃音はまだまだ不可解な面も多いのが実情。

 

ですが、右脳の活動が盛んであることから、吃音の人は他の人と比べて言語発達が良く、沢山の言葉を知っており、文章を考えたり、読んだり、書いたりする能力も高いと言えます。

 

「真似から始まる」、「左利きを右利きに矯正したから」、「母親のしつけの問題」なんかではなく、頭の中で一気に増えていく言葉に、口が付いて来られないために吃音が発症してしまうのでは、という研究結果も出ているほど。

 

ですから、吃音になってしまったのは親の責任だ、自分の脳は何か障害があるんだと思ってはいけません。

むしろ自分は、「頭が良すぎて吃音になってしまったんだ」とポジティブに捉えてしまった方が良いくらいです。

 

 

参考:どもる吃音とは。発達障害?原因と大人の治す克服方法を全て話そうと思う

【どもる人の性格】吃音を持っている人が抱えすい3つの性格や傾向とは?

 

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どもる人の性格・その1「自分に自信がない、自己肯定感が低い」

 

なぜある人は、他人の言葉によって深く傷つき、同じ言葉でもある人はそれを上手に受け流せるのか、そのような違いは何によるのでしょうか?

 

年齢、環境、その時の精神的、身体的状態、人間関係などを複合したものでしょうが、やはりストレスを跳ね返す力を養ってきたか?に関わっているのではないのでしょうか。

 

吃音、どもりがある人の多くは、

 

  • プライドが高い
  • 安定した自信が持てない
  • 自己肯定感が低い

 

の3点の性格的特徴を兼ね備えている方々が多いとされています。

では、プライドと自己肯定感は、どのように違うものなのでしょうか?

 

プライドとは、自我理想つまり、自分が憧れそうなりたい自己のイメージのことであり、一種の完全性のイメージであると定義されています。

そうなりたい、あるいはそうであるべき自己とでも言いましょうか?

 

一方、自己肯定感とは、理想自我つまり、自分についてのいいイメージであり、ナルシシズム的自己でもあり、これは野心、自信の源になるもの。

 

もともと、内閉的な特性をもつ人ならもとより、そうでなくとも、幼い頃に吃音に対し「嫌な思いの積み重ね」を受けた場合、周囲との関わり、距離の取り方、経験の仕方に影響を受け、様々な人との出会いが狭められてしまいます。

どもる人の性格・その2「敏感でとても感受性が強い」

 

吃音、どもりの人の性格といっても、やはり人間なので多かれ少なかれ性格にはバラつきがありますが、吃音を抱えている人の10人中9人は「HSP」であることが言われています。

 

この「HSP」とは何かと言いますと、簡単に言えば「敏感でとても感受性が強い」という性質の人。

 

実際にHSPの特性を持っている人は敏感な性格のせいか、人の目を気にし過ぎたり、人と上手く話せなかったり、言葉に詰まることが多いと言われていて、HSPの人は吃音になる可能性が高いといわれています。

どもる人の性格・その3「吃音がある人は優しい人が多い」

 

吃音がある人は、優しい人が多い傾向にあると言われています。

私自身も過去に吃音がある人と接して感じたことがまず「優しい」ということでした。

 

先ほどお伝えした「感受性が強い」ということが関連していてそう言われているのかもしれませんね。

 

上辺じゃなく本当に優しい人というのは、心の痛みを知っているもの。

過去に自分自身がつらい経験をしているからこそ、他人の痛みに敏感で、寄り添うことができます。

 

心に響く言葉を投げかけたり、何か察して手を差し伸べたり出来るのも、自身の経験に基づいた理由があるのかもしれませんね。

【どもる人の性格】吃音者が持ち合わせやすいHSPとは?あなたは当てはまるかチェック!

 

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前の項目のどもる人の性格でお話しした通り、吃音を抱えているうちの10人中9人は「HSP」であると言われています。

 

「HSP」とは、ハイリー・センシティブ・パーソン(Highly sensitive person)の略で、英語をそのまま訳した通り、さまざまな刺激に過剰に反応してしまう「高度な感覚処理感受性」と呼ばれる気質を持った人を指す言葉。

 

この言葉はアメリカの心理学者のエレイン・N・アーロン博士が考案したもの。

 

「些細なことに過剰に驚いてしまう・・・」「他人の視線や仕草に敏感に敏感で、なんとなくその人の機嫌や状態が読める」など・・・

 

このように「敏感でとても感受性が強い」ということが特徴的で、こうした気質を持つ方は職場や日々の生活の中で気疲れしやすく、生きづらいと感じている方がとても多いのです。

 

そこで、あなたが「HSP」であるかどうか診断できる「HSP」の簡単な自己診断チェックリストがあります。

あなたは下記の質問にどれ位チェックが入るかじっくり考えてみてください。

 

 

1.自分を取り巻く環境の微妙な変化によく気づくほうだ

2.他人の気分に左右される

3.痛みにとても敏感である

4.忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋など、プライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる

5.カフェインに敏感に反応する

6.明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンなどの音に圧倒されやすい

7.豊かな想像力を持ち、空想に耽(ふけ)りやすい

8.騒音に悩まされやすい

9.美術や音楽に深く心動かされる

10.とても良心的である

11.すぐにびっくりする(仰天する)

12.短時間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう

13.人が何かで不快な思いをしているとき、どうすれば快適になるかすぐに気づく(たとえば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)

14.一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ

15.ミスをしたり、物を忘れないようにいつも気をつける

16.暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている

17.あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快になり、神経が高ぶる

18.空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる

19.生活に変化があると混乱する

20.デリケートな香りや味、音、音楽などを好む

21.動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している

22.仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できない

23.子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた。

(出典:「ささいなことにも動揺してしまうあなたへ」)
(著者:エイレン・N・アーロン)

 

いかがでしたでしょうか?以上の質問のうち12個以上に「はい」と答えた場合はおそらくHSPに該当すると思われます。

たとえ「はい」が1つか2であっても感受性の度合が極端に強いのならHSPに該当する可能性もあり。

 

ちなみに管理人の私は、22個当てはまりました。笑

 

 

参考:吃音の人が天才かもってご存知ですか?理由を徹底解剖!

【どもる人の性格】「HSP」と吃音者の性格、心理の関連性から読み解くこれからの吃音との付き合い方

 

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どもる人の性格の一つであるこの「HSP」が吃音であるあなたにどう日々の生活で影響を及ぼしているのでしょうか?

また、この「HSP」という気質を生かすことはできないのか?

 

しっかりと「HSP」の長所と短所を理解しておくことで、自分の感情のコントロールも出来るはず。

これを知っておくだけであなたのポテンシャルがこれまでよりも数倍発揮できるでしょう。

 

ということで、下記では「HSP」の気質を兼ね備えている吃音の人によく見られる2つの特徴についてと、さらに長所について一気にお話ししていきますね。

吃音の人によく見られる2つの特徴

1、自分の吃音が周りにどう思われているのか気になってしまう

 

「あ、どもっちゃった・・・今、相手はどんな風に思っているのかな?バカにされていないかな・・・」

 

誰かと会話をしているときにどもってしまうと、つい相手の表情や反応を気にしていませんか?

私自身も実際そうでしたし、学生時代には自分の話し方についてすぐ指摘されたり、笑われたりしたので尚更でした。

 

ぶっちゃけ、吃音を馬鹿にする人は少なからずどこにでもいると思いますが、それ以上に「別にそんなこと気にしていないよ!」と言ってくれる人の方がたくさんいらっしゃるのです。

2、失敗したことに対して、自分を責め過ぎてしまう、引きずってしまう

 

「あーーー、またどもっちゃったよ・・・」「さっきもどもっちゃったし、またどもるんだろうな・・・」

 

吃音がある人は失敗したこと、どもったことに対して過度に自分を評価しがち。

それが、非吃音者でも起こりうる言葉のつっかえでも・・・。

 

周りの人から見て大したことのない吃音の症状でも、過剰に自分を責めることで、また不安が膨らみ、治ってきていた吃音がまた出るようになってしまうという悪い循環にはまってしまう人が少なくありません。

 

何より大切なのは「気にしないこと」

自分の吃音について話す機会があれば、カミングアウトして自分の気持ちを軽くすることも一つの手段。

 

そうすることで、どもっても、落ち込みにくくなり、落ち込みへとつなぐ道を断ち切ることができます。

大切なのは「HSP」の長所に着目して自分らしく生きること

 

HSPは生まれもっての気質で、病気と違って治すことはできません。

ですが、決して悪い事ばかりでなく、むしろ素晴らしい才能を言っても過言ではないんですよね。

 

ざっくり挙げると下記の通り

  • 状況判断がズバ抜けている
  • 他人の痛みが理解できる、寄り添うことができる
  • 気遣いができる
  • 発想が豊かである
  • 第六感が働き、よく当たる

 

このように「HSP」の人の気質から言えるのが「HSP」の人は人の気持ちを理解する能力に優れていると考えられ、他人の気持ちに敏感なので、気の利く行動ができることが多く、特に芸術面では豊かな感性を発揮できると言われているんです。

 

さらに、吃音を持っている人が抱えやすい「HSP」の特性を持っている人の中では、「天才」と言われている歴史上の偉人たちがいるのが事実。

 

「HSP」の特性である高い感受性は、天才である人たちに共通して持っているものであり、天才と目されている偉人や有名人は、この「HSP」の特質を知らず知らずに上手く自分の中に落とし込んでいたことがわかります。

 

「HSP」と「吃音」にしっかりと理解し向き合うことができれば、あなたが持って生まれた素晴らしい才能を、思う存分にこれから生かせるはずです。

 

下記では、天才病とも言われている吃音を抱えた有名人や芸能人をまとめてあるので、じっくり読んでみてください。

 

 

参考:吃音の有名人、芸能人!日本・海外でどもりがある人、克服した人まとめ!

まとめ

 

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今回は、「どもる人の性格を解説!吃音を持っている人は優しい人?天才病?有名人は?」についてお話ししていきました。

いかがでしたでしょうか?自分と重なったところはあったでしょうか?

 

吃音を抱えている多くの人たちに共通する性格は下記の通り

 

  • 「自分に自信がない、自己肯定感が低い」
  • 「敏感でとても感受性が強い」
  • 「吃音がある人は優しい人が多い」

 

また、「HSP」とは才能の1つで「敏感でとても感受性が強い」という性質の人であり、他人の心に寄り添えるとても優しい人。

吃音を抱えている人の10人中9人がそれに該当するという。

 

過去には、天才と目されていた偉人たちも、「HSP」の特性を持っている方が非常に多く、「HSP」の特性を上手く自分の中に落とし込んで、自らの才能を開花させていたということ。

 

しっかりと「HSP」の特徴を理解し、吃音改善の参考になれたらとても嬉しく思います。

 

 

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