どもり,治し方,吃音,どもる人,性格

 

こんにちは、『吃音なんてぶっ飛ばせ!!』のカズです。

 

単刀直入にいきなり結論からお話いたします。

もしあなたが本気で吃音・どもりを治したいと思うのであれば、絶対に治そうと意識しすぎないでください。

 

人間ですから、意識するのはOKです。

ですが、意識し過ぎて、どもりを治そうと夢中になってしまうのはやめてください。

 

なぜなら、意識し過ぎてしまうと、どうしても克服する可能性がグッと減ってしまうからですね。

実際、これはよくある話なのです。

 

「吃音を出さないようにしないと・・・」という気持ちが先行しすぎて、逆にどもってしまう・・・

このような経験はないでしょうか?

 

もちろん、昔の僕もこのような経験を多くしてきたので、あなたの気持ちは痛いほどよく分かります。

だからこそ、意識し過ぎないようにして欲しいのです。

 

実際、意識しないだけで治す可能性は上がっていきますからね。

恋愛では「好きになったら負け」という言葉があるように、吃音治療でも、まさに意識し過ぎてはならないのです。

 

では、なぜ意識し過ぎるのはダメなのか?

 

今回は、どもりの治し方!吃音・どもる人の性格から読み取る大人の治療方法完全版!をお話ししていきます。

どもりを治す上で、超重要な内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。

【どもりの治し方】吃音とは?どもりの特徴や症状とは?

 

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吃音症とは、一言で言い表すと、「言葉を滑らかに発することができない話し方」。

吃音は言葉を覚えていく年齢で発症しやすい傾向があり、一般の人が「ありがとう」とタイミングよく話すことができるのに対し、吃音を抱えている人がタイミングがずれてしまうと下記で紹介するよ吃音の症状を出してしまいます。

 

ということでこの項目では、吃音症の症状の種類について紹介していきます。

あなたはどの症状の種類に当てはまるでしょうか?

吃音の症状のタイプ

 

連発

 

極端に言えば連発とは「最初の言葉を繰り返す」症状のことで、吃音の症状としてはもっともよく知られたもの。

 

「ありがとう」と言おうとしたが、「あ」から「り」への発音がスムーズに行かず、「あ」でしばらく空回りが生じる。

 

パソコンで例えるならば、キーボードを叩くと叩いた以上に多くの文字を打ってしまっている「バグ」のような状態。

 

結果、「ああああありがとう」のような最初の言葉を連打した言い方になってしまうのです。

 

難発

 

次に、連発と並ぶもう1つの吃音の主な症状、難発

吃音がある人は、幼い時、子供の時の症状は主に「連発」中心ですが、多くの場合、この「難発」を獲得し、「連発」と「難発」の両方を持ち合わすように。

 

自分の話し方を客観的に見れるようになったり、その話し方を評価したり、叱責したり、からかったりする他の人の視点が無意識に自分の中にインストールされるようになっていくと、次第に吃音の症状を「隠したい」と思うようになります。

 

連発のように「ああああありがとう」と無理やり発音するのではなく、むしろそれを隠すようになる、その結果生じるのが「難発」。

一言で言えば、「言葉が出ないこと」で、特定の言葉で言葉が出なくなり、喋れなくなってしまうこと。

 

連発が「ああああありがとう」に対し、難発は「っっっっっっありがとう」といった「っ」しかない感じ。

これもパソコンで例えるなら、キーボードを一度叩いただけで文字が勝手に沢山打ち出される「連発」に対し、「難発」はキーボードをいくら打っても画面に反映されない状態。

 

言いたい言葉が頭の中にあるのにも関わらず、体がそれを言葉に発することを受け付けてくれないのが難発の特徴。

伸発

 

こちらは割合的にかなり少ないですが、最初の言葉が伸びてしまう、「伸性」という症状もあります。

こちらは、「うれしい」が「うーーーーれしい」のように、言葉の最初の音から次の音に移るまでのタイミングが遅く、最初の言葉が引き伸ばされてしまう症状。

 

吃音がある人の中には、無理に言葉を絞り出そうとして、しかめっ面になったり、腕を振る、飛び跳ねたりといった動作をし、タイミングをとり、言葉を発する人もいます。

 

【どもりの治し方】吃音・どもりが発症する原因はなんなのか?

 

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吃音には、小児期に他の原因となる疾患がなく起きる発達性吃音と、疾患や心的ストレスなどの原因で起こる獲得性吃音があります。

下記ではそれぞれの特徴をまとめてみました。

 発達性吃音

 

小児期にみられる吃音のほとんど、成人でも9割以上の吃音は発達性吃音です。

過去の私もこの発達性吃音に当てはまります。

 

発達性吃音は、幼少期の頃に発症することが多い発達過程の症状で、成長するにつれ自然治癒する人も多いと言われています。

その後に渡って症状が残る場合に考慮される原因として、遺伝的要因、発達的要因、環境要因などがあり、これら様々な要因が関わっていると考えられていますが、詳しいことはいまだに不解明。

 獲得性吃音

 

一方、獲得性吃音には主に2種類あります。

 

獲得性神経原性吃音】

→神経学的疾患や脳損傷などにより発症

 

獲得性心因性吃音】

→心的なストレスや外傷体験に続いて生じる

 

どちらも発症時期は主に青年以降(10代後半~)とされています。

 

吃音の原因として昔から様々なことが唱えられてきました。

例えば、「真似から始まる」、「左利きを右利きに矯正したから」、「母親のしつけの問題」などでしょうか。

 

しかし、今現在のところこういった考え方はその後の研究者の研究により否定されています。

ですので、自分の吃音の原因は親のせいだ、昔自分が変な話し方を習得したからだ、というマイナスなことを抱えるのは今日でオサラバするべき。

 

吃音の発症は多くは突然来るもので、発症直前の出来事や周りの環境と関連づけて罪悪感を抱きがちですが、そんなものは所詮後付けのもの。

後付けのきっかけ探しには何の意味もありませんしね。

 

 

 

参考:吃音は遺伝する?家庭環境から脳の働き方まで徹底追求!

参考:「どもりってうつる?」吃音の症状によって周囲に影響はあるのか?

吃音がある人は左脳よりも右脳の活動が盛ん

 

言語に関与する言語中枢は左脳にありますが、吃音のある人は吃音のない人に比べて左脳の活動は低く、かわりに右脳の活動が盛んになっているという傾向がみられます。

 

また、通常右利きの人は、99%左の脳に言語中枢があり活動が盛んですが、左利きの人は右側の脳が盛んであることもあります。

このことから、左利きから右利きへの矯正が何らかのエラーを起こして吃音の原因と言われてきたのかもしれませんね。

 

吃音の有無による脳の働き方の違いが吃音にどう繋がるのかが実際に今現在解明されていなく、吃音はまだまだ不可解な面も多いのが実情。

 

ですが、左脳の活動が盛んであることから、吃音の人は他の人と比べて言語発達が良く、沢山の言葉を知っており、文章を考えたり、読んだり、書いたりする能力も高いと言えます。

 

「真似から始まる」、「左利きを右利きに矯正したから」、「母親のしつけの問題」なんかではなく、頭の中で一気に増えていく言葉に、口が付いて来られないために吃音が発症してしまうのでは、という研究結果も出ているほど。

 

ですから、吃音になってしまったのは親の責任だ、自分の脳は何か障害があるんだと思ってはいけません。

むしろ自分は、「頭が良すぎて吃音になってしまったんだ」とポジティブに捉えてしまった方が良いくらいです。

 

 

 

参考:吃音の人が天才かもってご存知ですか?理由を徹底解剖!

吃音を増やす要因

 

誰しも驚いたり、感情が高ぶったりした時などに、言葉がスムーズに出てこなくなるという経験は、吃音でなくても起こりうること。

しかし、吃音がある人はこのような心理的影響を非常に受けやすいと言われております。

 

吃音がある人にとって、あなたは何が一番ストレスになるのかご存知ですか?

・・・そう、周囲の反応ですよね。

 

ただでさえ、周囲が自分の話し方に否定的な反応を示したら、話しにくくなっていきますし、否定的な反応が吃音の症状を増やしていきます。

要するに、吃音の症状の増減は周囲の反応次第とも言えるのです。

 

周囲の反応によって吃音がある人が、どのような影響を及ぼすのか下記でお話ししていきますのでじっくり読んでみてください。

ストレスの積み重ねが吃音を増やしてしまう

 

言葉がつっかえたり、詰まったりする吃音は本人が意図して起こしてるのでもなく、起きるわけでもありません。

聞き手がいる場面で話すとき、相手の反応が「今の話、面白いね!」「カッコ良かった!」「すごく良い!」と褒められたりしているときは吃音の人は比較的に流暢に話すことが出来ます。

 

これはプラスの反応が吃音の人の話し方に強化されて、良い循環になっているからです。

では、逆はどうでしょうか?

 

聞き手がいる場面で、言葉をくり返したり、詰まったりする吃音の症状を出してしまって、相手が「笑う」「真似する」「びっくりする」「せかす」「さえぎる」「話し方を注意する・叱責する」ということをされてしまった場合、吃音の人にマイナスの反応が起きてしまい、吃音の症状がひどくなってしまいます。

 

これは先ほどのプラスの反応の逆で、マイナスの反応が吃音の人の話し方に強化されて、悪循環になってしまっているのです。

さらに、マイナスの反応がもたらす影響はプラス反応の5倍も強いと言われています。

 

ある行動が、その結果として起こる周囲の反応によって、ますます起きやすくなる現象を、心理学用語で「オペラント学習」と言います。

話し方にも、この現象が起きていることになり、周囲の否定的な反応は症状を増やすもとになります。

 

吃音の症状を増やさないためには、このマイナスの反応をできるだけ排除していくよう、取り組んでいくことが何よりも大切。

どもることに敏感になってくると出てくる「予期・不安」

 

どもることに敏感、心配になっていくと、吃音がある人特有の発話の予期不安が現れていきます。

昔から、滑らかに話せないことで、「ストレス」を積み重ねていると、「どもるのは悪いこと」という思いが本人に刷り込まれてしまい、下記の様に吃音の悪循環が始まってしまいます。

 

吃音、どもること=悪いこと

「どもりたくない・どもったらどうしよう」

(予期・不安)

吃音の症状を隠す努力をする、努力し続ける

(吃音を隠す工夫で主に「言い換え」が代表的なもの)

「また、どもってしまった。なんで自分はこんなにどもるんだろう・・・」

(落ち込み/劣等感)

吃音、どもること=悪いこと

・・・・・・無限にループしてしまう。

 

吃音の人が感じる話す前の不安は「どもるのは悪いこと」という前提の中から生まれ、うまく話すことが出来なかった時に経験してきた周囲の否定的な反応によって、そうした思いを強めてしまいます。

 

吃音が目立たなくなることで話すことに自信がつけば、工夫にも意味はありますが、必ずしもうまくいくことばかりではありません。

 

このように、「回避」や「予期・不安」などによって「また、どもってしまった。なんで自分はこんなにどもるんだろう・・・」と自己嫌悪を繰り返さないためにも「どもってもいい!」という強くな心を持たなければいけません。

 

 

 

参考:吃音とストレスの関係性について。吃音の症状を増やす要因は一体何?

【どもりの治し方】吃音・どもる人の性格!吃音がある人はどのような性格の人が多い?

 

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「吃音、どもりの人の性格ってどんな人?」、「どういう性格の人が吃音を抱えやすいのか?」

 

吃音を持っている人にとって、このような疑問を持っている人は少なくないはず。

前の項目では、吃音の原因は脳の問題や遺伝、様々な説についてお話ししていきましたが、性格的な影響を強く受けているという説もあり、生まれつき吃音になりやすい性格があるということ。

 

では吃音を抱えている人多くの人たちに共通する性格とはどんな性格なのか下記で詳しくお話ししていきますね。

どもる人の性格・その1「自分に自信がない、自己肯定感が低い」

 

なぜある人は、他人の言葉によって深く傷つき、同じ言葉でもある人はそれを上手に受け流せるのか、そのような違いは何によるのでしょうか?

 

年齢、環境、その時の精神的、身体的状態、人間関係などを複合したものでしょうが、やはりストレスを跳ね返す力を養ってきたか?に関わっているのではないのでしょうか。

 

吃音、どもりがある人の多くは、

  • プライドが高い
  • 安定した自信が持てない
  • 自己肯定感が低い

 

の3点の性格的特徴を兼ね備えている方々が多いとされています。

では、プライドと自己肯定感は、どのように違いものなのでしょうか?

 

プライドとは、自我理想つまり、自分が憧れそうなりたい自己のイメージのことであり、一種の完全性のイメージであると定義されています。

そうなりたい、あるいはそうであるべき自己とでも言いましょうか?

 

一方、自己肯定感とは、理想自我つまり、自分についてのいいイメージであり、ナルシシズム的自己でもあり、これは野心、自信の源になるもの。

 

もともと、内閉的な特性をもつ人ならもとより、そうでなくとも、幼い頃に吃音に対し「嫌な思いの積み重ね」を受けた場合、周囲との関わり、距離の取り方、経験の仕方に影響を受け、様々な人との出会いが狭められてしまいます。

どもる人の性格・その2「敏感でとても感受性が強い」

 

吃音、どもりの人の性格といっても、やはり人間なので多かれ少なかれ性格にはバラつきがありますが、吃音を抱えている人の10人中9人は「HSP」であることが言われています。

 

この「HSP」とは何かと言いますと、簡単に言えば「敏感でとても感受性が強い」という性質の人。

 

実際にHSPの特性を持っている人は敏感な性格のせいか、人の目を気にし過ぎたり、人と上手く話せなかったり、言葉に詰まることが多いと言われていて、HSPの人は吃音になる可能性が高いといわれています。

 

下記のリンクではここで、あなたが「HSP」であるかどうか診断できる、「HSP」の簡単な自己診断チェックリストがあります。

あなたは下記の質問にどれ位チェックが入るかじっくり考えてみてください。

 

 

 

参考:どもる人の性格を解説!吃音を持っている人は優しい人?天才病?有名人は?

【どもりの治し方】吃音・どもる人の性格から読み取る大人の治療方法を完全伝授!

 

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正直にぶっちゃけますと、未だに確立された治療法はありません。

 

しかし、吃音の症状を改善するための方法は複数あり、それをすることによって「吃音が気にならなくなった」と、吃音の症状がゼロ!は難しくても、症状を改善して悩みの軽減は可能。

 

その結果、吃音を治すことができるようになると私自身の経験を踏まえて断言できます。

ということでこの項目では、吃音の克服方法について詳しくお話ししていきます。

「話して伝えること」にこだわり過ぎない

 

長年吃音に悩まされていると、完璧にスラスラ話せる状態になることが最終的なゴールであるように思いがち。

しかし、本当に大切なのは人と人とが考えや気持ちを伝え合い、通じ合うこと、つまりコミュニケーションが取れるようになること。

 

話すことの本当の目的は「伝えたいことを伝えること」

あなたと会話している相手は、アナウンサーのような完璧な発音やはっきりとした話し方を求めていませんよ。

 

メラビアンの法則とは、1971年にアメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した概念で、話し手が聞き手に与える影響を、研究と実験に基づいて数値化したものです。別名「3Vの法則」や「7・38・55ルール」と呼ばれる事もあります。

具体的には、話し手が聞き手に与える影響は「言語情報」「聴覚情報」「視覚情報」の3つから構成され、それぞれの情報の影響力は以下の割合であるというものです。

  • 言語情報(Verbal)…7%
  • 聴覚情報(Vocal)…38%
  • 視覚情報(Visual)…55%

メラビアンの法則とはより引用

上記の図を見てわかる通り、言葉はコミュニケーションを成り立たせる要素の一つにすぎません。

むしろ言葉以外の様子から伝わる情報の方が多いとも言われています。

 

吃音があっても今すぐ出来る、相手との効果的なコミュニケーション方法は下記の3つ。

顔の表情

 

同じ言葉でも、それを口にするときの表情から相手はあなたの気持ちを察してくれています。

長々とした言葉を発するよりも、表情ひとつで伝わることの方が大きいこともあります。

 

また、笑顔はコミュニケーションをとる上で最も大切な手段の一つ。

たとえあなたが言葉に詰まってしまったとしても、ニッコリと微笑めば十分に気持ちを伝えられますよ。

アイコンタクト

 

「どもりたくない」、「どもったらどうしよう」という思いが強いと、相手の顔を見ずに自分が話すことだけに精一杯になりがち。

顔を上げて、会話の合間合間だけでもいいので少しずつ相手の顔を見て話すことを心がけてみましょう。

 

視線を交わしながら話すことで、「あなたの話を聞いていますよ」ということを伝えられますし、「自分の話が伝わっているかどうか」を確認することだってできますよ。

ジェスチャー

 

感謝の気持ちを伝える時はきちんと頭を下げる。

嬉しい時は、ニッコリ笑って手を叩く。

 

何か疑問に思ったことがあれば、首をかしげる。

このように身振り手振りを意識することが出来るようになると、相手に気持ちや考えはグンっと伝わりやすくなります。

吃音を隠す努力はなるべくしないこと

 

吃音を隠すことばかりに日々集中してしまうと、人に不自然な印象を与えてしまうことも。

吃音を「隠そう!」とコントロールしているつもりで、実は吃音にあなたがコントロールされていることに気づく必要があります。

 

吃音が目立たないように言葉を選んだり、話きらずに会話を終えたりしていると、あなたの本当の考えや気持ちは伝わりにくくなっていきます。

話したいことを、話そうとしていた言葉のまま、最後まで話通すことで周囲の誤解は減ります。

 

人との関わりを広げ、深めていくためにも、吃音を隠す努力はなるべくしない方が懸命。

また、話し方は自分の一部分にすぎず、他にもあなたの中にある「自分の強み」を磨いていくことに注力していきましょう。

 

こうした取り組みを続けていくうちに、一部だけで判断されたり、判断されたような気持ちがしたりして落ち込むことも少なくなっていくはず。

正しいテクニックを身に着ける

 

「自分は話し下手だから、なるべく話さないようにしている」という発話の回避はなんの解決にもなりません。

吃音の悩みが大きすぎる場合には、楽に話せるテクニックを身に着けることが話す意欲の回復に繋がることがあります。

 

どもらない話し方をわかっていれば、「どもってもなんとかなる」と思え、日々の生活の中で話し続けるうちに、楽に話せることも増えていきます。

 

吃音がある人は、言葉を絞り出そうとして、発声とは関係のない体の筋肉にまで力が入って緊張し、息を止め、舌や口が固まっている傾向が多く見られています。

 

吃音を出にくくするどもらない話し方を簡単に紹介しますと下記の通り。

【ゆっくり】

 

はじめの言葉をゆっくり、引き伸ばすように話す。

【そっと】

 

唇や舌に力を入れすぎないで、軽く触れる程度にしておく。

【柔らかく】

 

喉を締め付けず、柔らかい声で話し始める。

【どもりそうになったらストップ】

 

余計な力が入っていないか?力を抜いてから声を出してみる。

 

このように、なかなか声が出ずに苦しい時は、楽に声を出す方法を試してみましょう。

ただし、必ず成功させようとしても難しいものなので、どもってしまっても大丈夫。

 

話すという行動が何よりも大切。

 

 

 

参考:吃音のトレーニング方法はある?吃音、どもりの改善方法を徹底解説!

自己肯定感を育てる

 

自分の価値を認め尊重できることを「自己肯定感」と言います。

簡単に言い換えますと、何事もポジティブに考える力、そしてそれを行動に起こせる力がある人のこと。

 

小さい頃って「自分なら何でもできる!」って根拠もない自信があったし、「できるかな?できないかな?」と考える隙もなくやりたいと思ったことに飛びついていましたよね?

 

歳を重ねるにつれて、「私はこうあるべき」という常識に縛られて、こう言った根拠のない自信や飛びつく力って衰えていくのかなと感じます。

 

物事をプラスに捉える力を例えるとすれば、雨の日って多くの人は嫌いじゃないですか?

でもそれを自己肯定感が高い人は「雨の日って風情があって素敵だな」といい方向に捉えることができてしまうんですよね。

 

このように物事って何でも見る角度によって異なります。

「雨の日を楽しもう!」という思考のもとに雨の日を楽しむ行動をするから幸せを感じることができ、自己成長を実感できる。

 

そうやっていくうちに、だんだんと自信がついていき自分のことが好きになっていくのです。

 

 

 

参考:吃音は気にしない、これはいい!気の持ちようで言葉のどもりで泣く人、笑う人

周りの環境を変える

 

職場や学校など、今自分がどういった環境に身を置いているか?あなたのコミュニケーション環境がどのようなものかを知り、よりコミュニケーションを取りやすい環境になるようにしていく方法。

 

例えば、重度の吃音に悩んでいても、職場でどもりへの理解をしていれば仕事をこなすことができます。

このように、吃音に対して否定的な反応を起こす環境に身を置かないことが大切。

 

すなわち、どもっているけれど、自分も周囲の人も気にしていない状態にすることで吃音を軽減することが出来るのです。

 

 

 

参考:吃音が“つらい”と思ったら見てください。

発話の成功体験を身体に染み込ませる

 

吃音の人には、すでに吃音の症状が出やすい、どもりやすい言葉やパターンがあるかと思います。

 

例えば職場の電話応対のシーン。

電話で会社名をどもってしまった経験から、次に電話に出る時に「さっきどもっちゃったから、また会社名どもっちゃうかも・・・」とあなた自身がその吃音が出るパターンを頭の中で作り出してしまっています。

 

それでは逆に、これと同じことを成功した時に例えたらどうでしょうか?

そうです。同じように上手く話せた状態のあなたの発話パターンが作り出せてしまいます。

 

1回でも上手く会社名を言えることが出来たら、それをめい一杯喜び何度も頭の中で良かった記憶として、繰り返して見ることが何よりも大切。

 

良くも悪くも感情は、あなたの吃音の発話回路を強化しますので、大事なことはあなたが会社名を言えた喜びの感情を絡めて思い返すということ。

 

そうすることで、今まで会社名でどもっていた吃音の発話パターンとは別に、発話のルートが出来上がるのです。

そうなってくると、10回中10回、名前が出てこなかったのが、10回中8回に減ってきたりします。

 

このように、少しの自分の変化を喜び、頭の中で上手く話せた時のことを何度も楽しみながら想像してみることで吃音で会社名が言えないといった確率を減らすことが可能。

 

失敗したことよりも成功したことを想像し喜びましょう。

 

そうすることで、あなたが吃音で悩んでいた、会社名が言えないのを徐々に改善できるようになり、回復のスパイラルが生まれるでしょう。

吃音があることを素直に認め、許し、感謝する

 

そして最後のはとっておきの方法!信じられないかもしれませんが効果抜群です。

結論から、あなたが今すべきことは「吃音であった自分の過去を変える」こと。

 

「は?何言ってるんだ?」ってツッコミを入れたくなる気持ちも十分に理解できます。

なぜなら私自身も昔はあなたと同じ吃音症であることを憎み、悩み苦しんでいたのですから。

 

昔の嫌なことは、オセロのコマと一緒。

黒いコマを自分の心の中でクルっと白にひっくり返して、みんないいことに変えてしまえばいいんです。

 

例えば、子供の頃親に全然可愛がわれた記憶がなくても、「お父さんとお母さんが可愛がってくれたから、今の自分がいるんだ」というようにします。

今まで生きてきたということは、親がご飯を食べさせてくれたから、ミルクをくれた、おしめを替えてくれたから。

 

決して裕福でもないのに、学校にも行かせてくれた。と、黒を白に変えればいいんです。

だから、今の自分がいるんだと思ってみてください。

 

ありがたくないことばかり覚えていて、「ああしてくれなかった」「こんなことされた」と口に出しても、自分も不幸せ、周囲の人も不幸せ。

私自身は、吃音やアトピーで自分のことを産んでくれた親に対し、学生時代からずっっっっっっっと恨んでいました。

 

「なんでこんな話し方なんだよ」、「なんでこんな身体で産んだんだよ」「なんで・・・・」

ずっっっっっっと親のせいにばかりしていたダメな男でした。

 

それを、「こんなわがままな俺を立派に育ててくれてありがとな」、「吃音やアトピーのおかげで他の人では真似することができない体験をたくさんしてきたよ。本当にありがとう」

と、素直に親を許し、感謝することができたのです。

 

許すことができれば心は穏やかになります。

つまり、「許す」とは「緩む」ことでもあるんですよね。

 

だから、過去を変えればいいんです。

過去を変えると、過去だけでなく、今の自分の人生全部が幸せになります。

 

ありのままの自分を素直に受け止めてからが、本当の吃音克服へのスタートです。

まとめ

 

どもり,治し方,吃音,どもる人,性格

 

もしあなたが本気で吃音・どもりを治したいと思うのであれば、絶対に治そうと意識しすぎないでください。

 

その理由は下記の通り

 

  • 安心と自己嫌悪を繰り返す「回避」という工夫をしてしまうから
  • どもることに敏感になってくると出てくる「予期・不安」が出るから
  • どもる人の性格的特徴から

 

「どもってもいい」と言う思いと、吃音を無理に隠そうとしないこが、吃音がある人にとって何よりも大切。

 

話すことの本当の目的は「伝えたいことを伝えること」

 

伝えることは、言葉だけではありません。

吃音は小手先のテクニックなどで一時的に改善されますが、克服はできません。

 

小さな成功体験の積み重ね、周囲の環境、自分の吃音に対しての思いや考え方など、様々な方向からアプローチしていくことが必要。

 

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