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「電話で声が出ない、一言目が出ない・・・どうしたらいいのだろう」

 

吃音がある人が、社会に出て最初にぶつかる大きな壁として電話応対が圧倒的に上げられ、自分もみんなと同じようにハキハキと応対しなければいけないとなると大きなプレッシャーになるもの。

 

実際に、私自身も吃音を生まれつき抱えており、電話応対にはすごく手を焼いたのですが、なんで自分はこんなにも電話応対が苦手なのか?という現状を疑い、それを突き止めて、苦手な電話応対を克服しました。

 

私自身も苦手な電話応対を経験し、さらに吃音持ちだったからこそわかるのですが、「電話応対が苦手・・・」と嘆いているだけでは何も変わりません。

 

吃音の人が苦手な電話応対を克服したいと「行動」しようとした人だけが電話応対を克服することができるのが紛れもない事実。

 

そのため、実際に苦手な電話応対を克服したいと検索してこの文章を目にしているというだけでも、吃音を改善していく上での大きな大きな一歩を踏み出していると言っても過言ではありません。(みんな、現状を嘆くことしかしないから。)

 

ということで今回は、「電話で声が出ない…吃音で一言目が出ない状態の原因と克服方法とは?」について徹底解説していきます。

【電話で声が出ない】仕事の電話応対であなたを不安や緊張状態にさせてしまう吃音とは一体何か?

 

 

 

「電話で声が出ない、一言目が出ない・・・」言葉は多くの人にとっては「思ったらすぐに出る」もの。

しかし、中には言葉の出し方が一筋縄では行かない人がいます。

 

「ありがとう」と言おうとしているのに、「あ・あ・あ・あ・ありがとう」と、第一声が言葉が詰まる感じで出てきてしまう。

あるいはそもそもタイミングよく最初の「あ」が出なくて、そこで話すこと自体できなくなってしまう。

 

これを見ているあなたもそうではないのでしょうか?

 

こんなふうに、思ったのとは違う仕方で、言葉が体から出てくることを「吃音症」と言い「どもり」と言われることもあります。

主な吃音の症状はこの2つ!

 

1.「連発」

先ほど説明した上記の「最初の言葉を繰り返す」症状になります。

 

2.「難発」

こちらは、この連発が起こることを回避する為の対処法であり症状です。

「うれしい」が「うううううれしい」になるのを避けようとして、そもそも最初の「う」が出なくなるのです。

 

幼児は「連発」が多く、成人になると「難発」が圧倒的に多くなります。

このように症状のタイプは変化していき、吃音者は喋る言葉の2割はどもりますが、8割は流暢といえます。

 

そして、言葉の出だしのタイミングが合わない、最初の言葉でどもることが多いのです。

 

※割合的にかなり少ないですが、最初の言葉が伸びてしまう、「伸性」という症状もあります。

こちらは、「うれしい」が「うーーーーれしい」となって出てきます。

吃音者の割合

 

100人の子供が生まれたら、そのうちの5人は吃音になり、5人のうち4人は自然回復し、1人は持続するという結果が出ていて成人の吃音者は100人に1人の症状と言われています。

 

いずれも2歳から5歳位の幼児期に始まる子がほとんどで、子供が言葉や文字を積極的に覚え始めたり、話し始める、急激な言語発達の時期にあたり、言葉の急激な発達を促す環境が影響している可能性がありますが、具体的なことは未だ不明。

 

このような統計から考えてみれば、芸能人や有名人も吃音があってもおかしくはありませんよね。

 

 

参考:吃音の有名人、芸能人!日本・海外でどもりがある人、克服した人まとめ!

吃音の特徴

 

次に吃音の主な特徴について紹介していきます。

吃音の主な特徴は下記の通り

 

  • 言いたいタイミングで言葉が発しづらい
  • 言いにくい言葉と言いやすい言葉がある
  • 吃音の調子の波がある
  • 歌う時はどもらない人が多い
  • 注意されたり、プレッシャーがかかる場面になるとどもりやすくなる。
  • 大人になるにつれて、タイミングを合わせることができ、吃音は軽減していく傾向がある

 

いつもどもっているのではなく、周りの環境に左右されたり、誰かと一緒に文章を読んだり、メトロノームに合わせて文章を朗読したりすると症状が出ないことも多いのです。

 

 

参考:どもる吃音とは。発達障害?原因と大人の治す克服方法を全て話そうと思う

【電話で声が出ない】吃音で一言目、第一声が出ない状態の原因は不安や緊張が大きく関係してくる

 

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吃音の人が電話で声が出ない、一言目が出ない原因はいくつかありますが、ここではその中でも多い、緊張からくるパターンについてお話します。

 

はじめに結論から言いますと

あなた自身が、緊張をする不安を作り出しているということ

 

というのも、吃音の人が電話で声が出ない、一言目が出ない状況にあるときは、主に不安が膨らんでいる時。

不安が起こる根底には、それを不安だと想うその人なりの過去のトラウマだったり経験から生まれています。

 

  • 人前で話す事は緊張するし難しい
  • 自分はいつもこの状況で言葉が出なくなる
  • 私はこの単語を言うのが苦手だ
  • 上手く話せないことは恥ずかしい
  • 言葉をつっかえることは恥ずかしい
  • 笑われたくない・・・

 

などなど、人それぞれ今までの経験から自分の考え方は構築されています。

 

言葉に詰まる人の心理とは。言葉が詰まるようになったのは病気?改善できる?でお話ししている通り、吃音を抱えている人は発話の「予期・不安」というものを反射的に起こしがちで、「どもったらどうしよう・・・」、「つっかえたら笑われちゃうかも」という余計な不安を予測し、その結果、一言目、第一声が出ないといった状態になってしまっているのです。

 

電話でどもるときには、「電話ではどもる」という自分の不安と、固定化された反応が起きていることがあります。

電話=吃音、電話=不安のように捉えてしまい、思考・感情・行動がパターン化してしまい吃音の悪循環に陥っているということ。

 

自分の頭の中をネガティブな考えで固めていると、本当にそのような結果になってしまい、最悪吃音の悪化に繋がってしまう。

まずは、吃音に対するネガティブな感情を完全に排除していくというあなたの行動が何よりも大切。

 

吃音改善のために、「どもるのは悪いこと」、「どもったらどうしよう・・・」という無駄な考えを忘れることが改善へのカギ。

吃音の悪循環について下記の記事で詳しくお話ししていますのでじっくりと読んでみて下さい。

 

 

参考:上手く話せないのはストレスが原因?

【電話で声が出ない】吃音のあなたが仕事一で言目、第一声が出ない状態を克服するには?

 

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では、どんなやり方で吃音の人が電話で声が出ない、一言目が出ない状態を克服すればよいのでしょうか?

 

まずはどもらず話せるようにするやり方、または、自分の内面にある電話恐怖を取り除く心理的なアプローチなど、方法は様々ありますがいずれにしても、個人のケースに応じて用いていく必要があります。

 

テクニックを身につけることで楽に言えるようになる人もいますし、自身の不安が軽減することで言えるようになるなど、心理的なアプローチで克服できる人もいます。

楽に話せる発話を身につけるパターン

 

最初に言葉をつっかえず、どもらず話せる発話方法を習得して自分に自信を持ち、電話応対の苦手を克服するパターン。

この場合は、普段の日常生活からでも、どもらずに楽に話せる方法を自分の中で見いだすことができるので、電話応対に限らず、接客などにも応用できるのでおすすめ。

 

私自身も、最初はこの方法で普段から「あ!この言葉言いやすいかも!」と沢山の成功体験を積み、自信を付けて電話応対へ挑んでいました。

 

吃音がある人にとって「今日、この言葉言えた!」などという小さな成功体験を詰むことは非常に大切で、この積み重ねによって、吃音が徐々に改善されていきます。

 

声を出す前に「え〜」と声を出す

 

「お電話ありがとうございます」だけのような、前に何も言葉がない場合は、「お」の前に「え〜」を添える方法。

 

しかし、これは「あいうえお」の「え」ではなく、この「え」は肺からの空気が声帯を震わすことばになる前の自然音ですので、力みがあると発音が難しい。

 

例)

「(ぇぇぇ)お電話ありがとうございます」

 

例のように、(ぇぇぇ)で喉の声帯を少し震わせておき、力みのない状態で発音します。

 

言葉になる前の「え」を始めの音に添えることができれば、すでに力みがとれている状態になっているので、どのような出だしのことばでも楽に発語できると言っても良い。

上半身を軽く揺らす

 

緊張で体がカッチカチになっていては、出す言葉も硬くなってしまうもの。

まず、大前提にリラックスすることが必要になっていきます。

 

その上で、話すときに上半身を揺らしてあげてリズムを取ると、声の出だしを出しやすくなる人助けになります。

母音から始まる言葉にはこの方法!

 

「ありがとうございます」が言いずらい吃音を持っている人は、最初の母音(あ)が言いずらい場合がとても多い傾向があります。

 

そのため、いきなり「ありがとうございました」と言おうとしても、「ああああありがとうございました」などと吃音の症状が出てしまうことも。

 

そう言った場合、「ありがとうございます」の前に「どうも」を付け加えることで「あ」の声を出やすくする状態を作ってしまうという方法。

前の言葉を繋げることで「あ」が自然な流れで出せるようになり、とても楽に発音することが可能。

 

さらにもう1つの方法として、母音である「あ」をとってしまうというやり方。

「ありがとうございます」でしたら、最初の母音である「あ」を完全(または、ほとんど)にとってしまいます。

 

自身が発音している感覚としては「りがとうございます」ですが、実際には発音しなくても「あ」が入る間をいれておくと、それを聞いている相手からしたら「ありがとうございます」として聞こえてしまうもの。

 

大げさかもしれませんが、母音の「あ」を取ったくらいでは、相手はこれっぽっちも気づきません。

 

そのため、相手が気ににすらしないと分かったのならば、この方法を試してみるのもそう難しくはありません。

 

他にも接客で、あなたが試すのであれば、お決まりフレーズである「いらっしゃいませ」、「おはようございます」も同様ですので試しにやってみると良いでしょう。

 

 

参考:吃音でも電話を乗り切るコツ3選!第一声が怖いけど克服出来る話し方!

電話応対そのものの恐怖を取り除くパターン

 

こちらの方法は先ほどのパターンとは異なり、吃音そのものを克服するための根本的なアプローチ。

 

難易度は上がりますが、自分自身の吃音に対する考え方、身を置く環境を変えることで、電話応対への恐怖や不安を減らし、吃音の克服を目指せるようになります。

カミングアウト

 

冒頭でもお話しした通り、吃音がある人が社会に出て、苦手なもののダントツで来るのがこの「電話応対」。

この電話応対とはいえ、悩ませている、怖いと思わせている状況は人それぞれ。

 

例えば、「マニュアル通りに話せない」、「自分の声を聞いている周りの反応」、「受話器を取るまで誰と話すかわからない」といったところでしょう。

 

その中でも特に声があがるのが、「自分の声を聞いている周りの反応」なんですよね。

この周りの否定的な反応が、吃音であるあなたをさらに悩ませ、電話恐怖に落としめているのではないのでしょうか?

 

そもそも、吃音が悪化する要因の一つとして、周りの否定的な反応や叱咤があり、その状態が続くと吃音の強化や、最悪の場合「人前で緊張して噛む」が多い人!吃音と合わせて社交不安障害かも?でお話ししている通り、社交不安障害に発展していく恐れもあるんです。

 

この社交不安障害に関しては、吃音がある人が抱える最大のリスクとして知っておくべき問題。

そのため、このような吃音強化の要因や最悪の場合を考えると、カミングアウト一択ということになります。

 

 

参考:吃音で電話が怖い…仕事でストレスを溜めこまないたったひとつの方法!

背伸びした自己洗脳

 

吃音で声が出ない、一言目が出ない人は、相手のリズムに合わせる、話すタイミングを要求されると言ったことにすごく苦手意識を感じ、極度の緊張状態になるもの。

 

そのためには、自分自身のリラックスした状態を作り、かつ周りのマイナスの反応をできる限り減らすという作業が必要不可欠。

 

やはり、緊張状態を克服するには、「俺は、電話応対が得意だ!」と背伸びした自己洗脳が何よりも大切になってくるんですよね。

 

どうゆうことかというと、「電話応対が得意だ!」と言い続ければ、脳が勝手にそれに向かってグルグル回転していき、それを実現させようとします。

 

逆に、いつも「あーもう嫌だ、怖い」と普段から言い続けていると、脳がそれに向かって必死に働きかけるわけです。

 

信じられないかも知れませんが、背伸びした自己洗脳をして、普段から自信をつけておき電話応対するのも1つの手段。

まとめ

 

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今回は、「電話で声が出ない…吃音で一言目が出ない状態の原因と克服方法とは?」についてお話ししていきました。

 

「電話で声が出ない、電話応対が苦手・・・」と嘆いているだけでは何も変わらず、「行動」しようとした人だけが電話応対を克服することができる

 

特に電話応対において、吃音の症状をひどく作り出す原因は緊張や不安であり、吃音がある人特有の発話の「予期不安」を取り除かなければいけない。

 

吃音に対するネガティブな感情を完全に排除していくというあなたの行動が何よりも大切で、小さな成功体験の積み重ねで徐々に吃音は改善されていく。

 

この記事をみたことによって、「吃音のことを詳しく知れてとても嬉しい」「吃音を本気で克服したい」と思ってくれたらとても嬉しく思います。

 

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