「吃音で就職活動が不安・・・他のみんなは着々と対策を進めているのに、自分だけこんな不安ばっかり・・・」
吃音がある人にとって、就職活動や面接は信じられないほどの不安そして緊張が付き物。
吃音の自分でも就職活動で完全燃焼したい、自分の実力を全て出し切りたいというのであれば、間違いなく「カミングアウト」すること。
もちろん人によっては、吃音を隠しながらでも就職活動を頑張っている方もいます。
あとで詳しくお話ししますが、吃音者にとって大切なのは、「話し方」より「話す内容」。
「自分は生まれつき言葉が流暢に発音できない吃音症を抱えています」と、一見マイナスなイメージを受けやすい吃音ですが、それをも覆すことも可能。
もちろん、リスクこそあるものの本当に全て出し切りたいというのなら、やらない理由はないほどおすすめなのが「カミングアウト」なのです。
そのため今回は、吃音者の面接において、なぜカミングアウトがここまでおすすめなのか、就活面接必勝法まであなたに完全伝授していきます。
今回お伝えしている方法は、実際に私自身も試して、成功した方法なのでじっくり読んでみてください。
【吃音・就職】吃音があると就職活動は難しいのか?
吃音の有無に関わらず、面接で本来の実力をアピールするのはなかなか簡単なことではありません。
就活の面接などでは、自己紹介以上に「自分をよく見せなければいけない・・・」という意識が非常に高まっていくもの。
その結果として、「どもりたくない」、「どもったらどうしよう」という不安に結びやすくなる傾向にあります。
また、自分の名前や、職場名などの固有名詞は、言い換えができないことや、集団面接となると聞き手の人数も多いため、吃音を抱えている人にとって就活の面接は大変辛いです。
しかし、吃音のあなたでも準備のしようはいくらでもあります。
それは履歴書にあらかじめ自分が吃音症だということを書き込んでおくこと。
そうすることで、あなたの事前の準備で話す前の不安が無くなりますし、どもってしまった時の落ち込みも減らすことができ、さらに面接官は事前にあなたが吃音を持っていることは、すでにわかっていますので、そこで吃音の症状を出しても、吃音が原因で面接の減点はされなくなるでしょう。
面接官や、その場にいる人に「自分は生まれつき吃音があります」と公表、または知ってもらうことが、吃音者にとって最大の就活対策ではないでしょうか?
また、面接の場でも、大切なのは「話し方」より「話す内容」。
話し方を気にして言いたいことを言わないよりも、言葉に詰まりながらも誠実に話すことを心がけるのが何よりも大切。
参考:面接で緊張してどもる吃音の人が失敗を防ぎ内定をもらうための2つの対処法!
参考:面接どもりまくりの吃音でも受かる?グダグダの手応えなしを回避する方法!
【吃音・就職】当管理人直伝!就活面接必勝法を完全伝授!
吃音がある人が面接で一番はじめにしなければいけないのがカミングアウトすること。
つまり、自分は生まれつき吃音症というものを抱えてながら生きていますと、まずはじめに面接官に公表しておくこと。
大体の人は、「吃音症」という言葉すら知らない人が多く、「こんな症状があるんだな」程度で話を聞いてくれると同時に、「この人の欠点はこれか」と判断することでしょう。
しかし、自分の欠点を打ち明けたままでは、面接がうまくいくことはありませんし、マイナスにみられがち。
冒頭でもお話しした通り、自分の欠点をさらけ出した後が、吃音がある人にとって面接の本番みたいなもの。
考えてみてください、吃音をさらけ出した後、どう逆転するのか?
・・・今まで生きてきて、吃音から学んだことを素直に伝えるだけなんですよね。
就活の面接のみならず、バイトの面接においても、自分の欠点を素直に話すことができる人なんてほとんどいませんし、ここで他の人と大きな差をつけることが出来、印象に残りやすくなります。
「吃音を抱えてきて、何を学びとることができたか?」
本当に素直に話すだけで良いんです。
吃音から学んだことを素直に話し、自己開示を全力ですることによって、面接官からみた印象が、マイナスポイントからプラスポイントに一気に変わっていくんですよね。
吃音があってどもりながらも、頑張って話すあなたの姿を逆に面接官が評価してくれることも大いにありますし、話し方を気にして言いたいことを言わないより、どもりながらでもしっかりと誠実に話すことを心がけて自分をアピールしていきましょう。
実際に、管理人私が面接官だったら、感心し過ぎて即採用ですね。笑
この方法は、吃音がある人にとって、この上ない武器ですので是非実践してみてください。
参考:吃音向けの仕事!おすすめ7選!どもりがひどいと転職、就職できない?
まとめ
吃音症がある人が就職活動の面接をする時の必勝法は下記の通り
- はじめに、面接官に自分の吃音をカミングアウトして、自己開示すること。
- その後に、「吃音を抱えてきて、何を学びとることができたか?」を素直に話すこと。
マイナスなイメージを受けがちな吃音ですが、このように自分の欠点やコンプレックスから学んだことを素直に話すことによって、面接官のあなたへのイメージが一気にマイナスからプラスに変わっていきます。
そして、その欠点から学んだことを素直に話した結果、面接官との距離もグンっと縮めることが出来、印象に残せるようになるんですね。
今まで悩んで、コンプレックスだった吃音が、今のあなたの経験を作ってくれます。
是非就活面接で出し惜しみなく、自分の話したいことを面接官にぶつけてみてください!
あなたなら絶対できる!
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