お待たせしました,言いにくい,吃音,話し方,コツ

 

今回は、「「お待たせしました」が言いにくい。吃音の方必見の話し方のコツ!」についてお話ししていきます。

 

吃音がある人は、「どうしても言いにくい・・・」という言葉があるもの。

そしてさらに、それが仕事やアルバイトに直結する接客用語であったりすると、もうお手上げ状態で何をしたらいいのかわからなくなってしまう人が多いのが実情。

 

ただそうは言っても、話し方のコツさえ押さえておけば、その場の言いにくい状況から抜け出すことができ、発話に自信が持てるようにもなります。

 

接客用語のことや、職場の電話応対のことで多くの人が頭を抱えている中で、スムーズに話せるようになるにはどうしたら良いのか?

 

私自身も実体験として、今回お伝えするコツを用いてちゃんと言葉を発せれるようになれました。

その経験から吃音の方必見の話し方のコツを4つピックアップしましたので、じっくり読んでみてください。

「お待たせしました」が言いにくい。吃音の人はなぜ電話応対や接客のバイトに苦手意識を生み出してしまうのか?

 

お待たせしました,言いにくい,吃音,話し方,コツ

 

吃音の人には、吃音の悪化や改善に関わる外的要素として、マイナス条件(発話の失敗体験、身体的・心理的圧力、罰体験、罪償感、欲求不満)とプラス条件(発話の成功体験、発話意欲)の2つがあり、発話のマイナス条件を減らして、プラス条件を増やすことで吃音の改善に繋がります。

 

吃音の症状を増やす要因として過去の何らかの発話の失敗体験やトラウマなどが大きく関係していると言われています。

これが上記に当てはまるマイナス条件になります。

 

吃音とは「嫌な思い」の積み重ねや周りの否定的な反応によって、吃音の症状が強化されていき、本人に「どもるのは悪いこと」という認識をさせてしまうのです。

 

ということでこの項目では、なぜ吃音の人は電話応対や接客のアルバイトに苦手意識を抱いてしまうのかを紐解いていきます。

苦手な言葉を発しなくてはならない時

 

吃音がある人の中には、「あ行が苦手」や「〇〇が言いずらい」など、その人特定の苦手な行がある人がいます。この行や苦手な言葉を発さなくてはいけないときに、毎回のように吃音を発現してしまうことが多いです。

過度に周りの目を気にしてしまう

 

吃音を周りの人から笑われたりからかわれたりする経験があると、周りの目を気にしてしまうようになります。

「職場の同僚に、お客様にしっかりと明瞭に言わないと恥ずかしい・・・」というプレッシャーから、口元がフリーズしてしまっている可能性が大。

 

吃音の症状を増やす要因として、周りからのプレッシャー、どうみられているか?深く考えすぎるあまりに、吃音が強化されていきます。

「どもってしまはないように・・・」と吃音を意識した時

 

吃音の理解がない人に、吃音のことを注意されたり叱責されたりすることで、必要以上に吃音を意識してしまうことがあります。

「どもってしまわないように・・・」と、逆に症状が悪化してしまうことが多いです。

 

この項目でお話しした、3つのマイナス条件には、ある共通点があります。

・・・それは発話前の不安が大きいということ。

 

これを発話前の「予期不安」と呼んでいます。

 

この予期不安を吃音の人が解消するためには、「どもってもいいんだ!」という意識で日々話すことが必要不可欠。

 

 

 

参考:吃音治療!大人からでも治った僕の克服方法を完全伝授したいと思う。

「お待たせしました」が言いにくい。吃音の人の話し方のコツ

 

お待たせしました,言いにくい,吃音,話し方,コツ

 

まず、大前提としてあなたにこれだけはお伝えしておきたいことがあります。

それは・・・そもそもお客様はあなたの話し方に興味を示していないということ。

 

逆の立場を想像してみてください。

あなたがコンビニのレジ待ちの時に、「お・お・お・お・お待たせしました!」と店員さんに呼びかけられたとしても、気になりますか?という話なんですよね。

 

別にどうってことなくないですか?あなたは買い物をするという目的を果たそうとしているだけで、いちいち店員さんの話し方なんかを気にしていないはずなんですよ。

 

だからこそ、これだけは頭の中に叩き込んでいただきたい!

「どもっても大丈夫なんだ!」という強い姿勢を持ちながら、話し方のコツを実践していただきたいです。

口を大きく開け、ゆっくり話してみる

 

実際に自分の声を録音して聞いてみるとわかりますが、大体の吃音の方は早口で喋ってしまっているのが実情。

 

話す前に、一度話す内容を頭の中で整理する!その後で、ワンテンポおいてから話すようにすることを意識するとだんだんと早口は解消されていきます。

 

どうしても早口になってしまう場合は、口を大きく開けて話す、ボディーランゲージなど、自身の身体とリンクして話すことで自分の話し方のスピードもコントロール出来るはず。

 

「どもりそうだな…」と不安になる時はとりあえず、最初の出だしはゆっくりと話し始めることを意識していきましょう。

 

早口を改善するためには、とにかくゆっくりと話すイメージを持つことが何より大切。

 

 

 

参考:どもりと頭の回転の関係性について。吃音者は頭が良い?悪い?早い?

「え」を出だしに持ってきて、力まずに発音する

 

「お待たせしました」だけのような、前に何も言葉がない場合は、「お」の前に「え」を添える方法。

しかし、これは「あいうえお」の「え」ではなく、この「え」は肺からの空気が声帯を震わすことばになる前の自然音ですので、力みがあると発音が難しい。

 

例)

「(ぇぇぇ)ぉ待たせしました」

 

例のように、(ぇぇぇ)で喉の声帯を少し震わせておき、力みのない状態で発音します。

言葉になる前の「え」を始めの音に添えることができれば、すでに力みがとれている状態になっているので、どのような出だしのことばでも楽に発語できると言っても良い。

「お」を取り除いて発音する

 

「お待たせしました」の他に言い換えができないため、言葉を発しないというなんとももどかしい経験はされたのでないでしょうか?

 

しかし、言い換えが出来ないからといって、「お待たせしました」と、待たせていたお客様にお声をかけないのは大人として、社会人として絶対にしてはいけないのは重々承知のこと。

 

これを解決してくれるのが1つ目の方法として、母音である「あ」をとってしまう「母音抜き」の方法!

 

「お待たせしました」でしたら、最初の母音である「お」を完全(または、ほとんど)にとってしまいます。

 

例)

  • 「○待たせしました 」

 

 

そうすることで、相手からしたら「お待たせしました」とちゃんと発音しているように聞こえます。

そのため、相手が気ににすらしないと分かったのならば、この方法を試してみるのもそう難しくはありません。

「お」を2回つなげて発音する

 

「お待たせしました」でしたら、「ぉお待たせしました」のように「お」を2つ並べて話すように意識しましょう。

「お」は母音ですので、2つ並べても少々長めの発音になる程度で、聞いていてさほど違和感がありません。

 

  • 例) 「ぉお待たせしました」

 

このように、最初の第一声の「ぉ」をなるべく柔らかく発音しようと心がけると、次の「お」の滑り出しが良くなり、ちゃんと「お待たせしました」が言えるようになります。

 

柔らかく発音するコツは、小さな声をだすイメージで声を出してみると、柔らかい声が出るようになり、また、舌や唇の力を抜くことにより、小さく柔らかい声がだしやすなる。

 

私自身が過去に「お待たせしました」が言えなくて悩んでいた時期がありますが、この方法はとてもおすすめで、聞き手側になんの違和感なく、「お待たせしました」が伝わるようになります。

 

母音を2つ並べる発音によって、ブロック状態が緩和されて、第一声の「お」の滑り出しが良くなると言うこと。

まとめ

 

お待たせしました,言いにくい,吃音,話し方,コツ

 

「お待たせしました」が言いにくい。吃音の方必見の話し方のコツ!は下記の4つ

 

  • 口を大きく開け、ゆっくり話してみる
  • 「え」を出だしに持ってきて、力まずに発音する
  • 「お」を取り除いて発音する
  • 「お」を2回つなげて発音する

 

吃音の改善・克服には、吃音のマイナス条件を減らしつつ、プラス条件を増やす作業をすること。

また、そもそもお客様はあなたがどもっていたとしても良くも悪くも気にしていません。

 

「どもっても大丈夫!」という強気な姿勢と、今回お伝えした話し方のコツをちゃんと掴んでもらって、発話の成功体験をたくさん積み重ねていただきたいです。

 

 

 

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