吃音症,英語,克服,バイリンガル,どもる

 

「英語で話しているときは吃音の症状が全く出ない」「英語を話すときはどもらないのに、逆に日本語のときはどもってしまう」

「吃音は英語で治る」といった話を聞いたことはあるだろうか?

 

吃音で悩む人が洋楽を滑らかに歌えたり、海外で英語を話すと吃音が出なかったりと、個人差はありますがこういった克服例が少なからずあるということ。

一方でそれとは逆に、「バイリンガル(二ヶ国語を自由に使いこなす人)」の人は吃音を発症しやすいと言われていてることも。

 

実際に英語圏でも吃音は存在しており、マリリンモンローやスキャットマン・ジョンも吃音を抱えていたとされています。

吃音症は、まだまだ世間であまり認知されておらず、なかなか理解してもらえないため、人に打ち明けることが難しい病気とされています。

 

英語を話せるようになりたいと思っていても、「日本語を話すだけでも心的負担があるのに、英語で吃音が出たらどうしよう」と不安な気持ちになってしまうことも・・・

 

今回は、吃音改善のために英語の習得は効果的なのか、吃音と英語の関係性について詳しくお話ししていきます。

なんで吃音を抱えている人が英語を話すときにどもらないのか、吃音を克服するために英語の習得を考えている人はじっくり読んで参考にしてほしい。

 

英語などの2ヶ国語を話すことができるバイリンガルの人は吃音、どもる確率が高いのか?

 

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まずは、「バイリンガルの人は吃音率が高い」と言われていますが英語など2つ目の言語を学ぶことは、吃音を抱えている人にとって悪影響なのでは、といった心配をされる人も少なくないのでは?

実際のところ関係性が解っているのは、幼児期(5歳未満)の段階で2つの言語を同時に習得しようとすると吃音になる確率が約2倍になるという研究結果があるということ。

 

ですので、結論から申し上げますと・・・吃音を抱えている成人の人は、今英語の習得をしたとしても全く問題ありません。

 

ところが、幼児期の事柄なのに、2つの言語を話すと吃音になりやすいといった噂になってしまったという経緯があります。

もしあなたが将来子供に英会話を教えようと思ったときは、こういったリスクを知ったうえで、子供を英語教室に通わせた方がよいでしょう。

 

吃音症は英語で克服できるのか?

 

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冒頭でお話ししたように、 吃音で悩む人が洋楽を滑らかに歌えたり、日本語はどもるのに英語だどもらずに話せると、個人差はありますがこういった克服例が少なからずあるようということ。

私自身も、英語を話すとき(話すといっても中学レベルですが・・・笑)や洋楽をリズムよく歌っているときは全くといっていいほどどもりません。

 

では、なぜこのように英語を話す時に吃音の症状が出ないのでしょうか?

これについて考えられる要因が主に下記の2つ。

 

1. 脳の使い方が違う

 

「第1言語と第2言語では、各言語で使う脳の場所が違う」ということで、吃音が出やすいクセを持つ脳の場所とは違った場所を第2言語で活動させて話すことで、スムーズに話せることがあるそうです。

どもりグセのある脳の場所とは違い、もう片方はまだどもりグセが開発されていないため、吃音の症状が起こりにくいとされている。

 

普段の会話とは少し違う脳の使い方をしているので、吃音になりやすい脳の癖が取れているということ。

 

2. リラックスしている

 

「日本語で吃音が出るのに英語を話すなんて、さらに緊張するだろう」と思う人がいるかもしれません。

しかし、英語なんて日本人が最初からペラペラ話せることはほぼ不可能。

 

「日本語では上手に話せて当然だけれど、英語は上手に話せなくても当たり前だ!!」

こう考えることで逆にリラックスでき、吃音を持つ人の悪いクセである「上手く話さないと・・・」という不安の意識から解放されて、吃音の症状を出さずに話せるということ。

 

 

これらのことから、「日本語を話すだけでも心的負担があるのに、英語で吃音の症状が出たらどうしよう」と不安に思う必要はない。

個人差がありますが「英語(外国語)を話す」といった行為は、いつもと違う発音や発声・考えの組立て・体の使い方をするため、吃音の改善に繋がる可能性がある。

 

まとめ

 

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吃音の改善、克服の手段として「英語の習得」も1つの手段であると言える。

「バイリンガルの人は吃音率が高い」という噂の根拠は、幼児期(5歳未満)の段階で2つの言語を同時に習得しようとしたからで、吃音を抱えている大人が英語を習得したとしても、酷くならないし無問題。

 

吃音を抱えている人で英語をスムーズに話せる人が多い理由は下記の2つ

 

  • 脳の使い方が違う
  • リラックスしている

 

英語を習得すれば吃音が改善される、英語を話す人は吃音にならないなどという間違った考えを持って習得し始めるのではなく、どのように英語が吃音に効果的なのかを意識することがなによりも大切。

 

 

 

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