吃音,遺伝 

 

吃音の原因のひとつとして、「両親のどちらかが吃音を持っている場合、子どもも遺伝して吃音になる」と言われています。

果たして真実はどうなのか?

 

結論から言いますと

 

親に吃音があるからといって、必ずしも吃音になりやすい体質があなた本人に引き継がれるわけではありません。

 

また、もうひとつ原因として挙げられているのが、「家庭環境の悪い」「母親の育て方・教育が悪い」ことが影響して、吃音が発症したのではないか?

 

これも最初に答えを出しますと

 

家庭環境の悪いこと、母親の育て方・教育が悪いことは、子供の吃音の発症に関係しません。

 

この結論から多くの人は

 

「吃音なんて、家庭環境が悪くて発症したに決まってんだろ!」

「俺を産んだ母親のことをまだ恨んでるんで、、、」

 

と言う吃音の人がいるかもしれませんね。

 

まず、この記事を書いている管理人の私からひと言言わさせてもらいます。

 

まだ環境や周りの人のせいにするの?

 

この一言で、あなたは少し「ムカッ💢」っときたかもしれませんね。

 

と言うのも、恥ずかしながら私自身もあなたと同じ環境で育ち、同じことを周りに口に出してたんですよね。

 

だからこそ、今回は吃音の発症の原因や、それと合わせて体質・脳の働きについてお話させていただきます。

 

最後まで読んでいただけることで、あなたの「ムカッ💢」が少しでも落ち着いたらなと思います。

 

【吃音と遺伝】吃音の発症は親の責任ではない!

 

吃音,遺伝

 

「吃音の発症は親の責任」などと言われた時代もありましたが、現在こうした説は完全否定されています。

 

吃音、どもりが、どのようなメカニズムで起こるのか?その仕組みは完全にはわかっていません。

 

しかし、一昔前に言われていた「真似から始まる」と言う説や、「左利きを右利きに矯正したから」と言う説、「母親の教育の問題」などといった考え方は、その後の研究により、否定されています。

 

【吃音と遺伝】なりやすさはDNAで決まっている

 

吃音,遺伝

 

言語発達が良いからといって、みんながみんな吃音・どもりを発症するわけではありません。

 

吃音・どもりが発症するかどうかは、もって生まれた体質によるところが大きいこともわかっています。

 

※ここで言う体質とは、吃音になりやすい遺伝子を持つ人に、別の要因が加わることで、吃音が発症するのだと考えています。

 

吃音の人の脳の働き方

 

一般の人と吃音の人で比較すると、吃音の有無で脳の活動パターンが異なっていて、吃音のある人は脳の働き方にクセがあります。

 

例えば、言語の中枢は左脳にありますが、吃音の人は一般の人に比べて左脳の活動が低く、代わりに右脳の活動が盛んになっている傾向があります。

 

また、言語中枢だけでなく、そのほかの部位が損傷した場合でも、吃音・どもりが起きることがあります。

 

詳しい仕組みは謎のまま。脳の働き方が問題?

 

ある、双子研究の結果から、吃音が発症する原因の7割は体質によるものだと考えられています。

 

残りの3割は、ことばの急速な発達を促す環境などが影響している可能性がありますが、詳しい詳細は未だ未解明です。

 

また、吃音・どもりがある人、ない人でみられる脳の働き方の違いも、その違いが吃音にどう繋がってるのかはわかっていません。

 

吃音はまだまだ不可解な面も多いのが今現在の実情となっています。

 

吃音は遺伝する?

 

冒頭でお話した通り

 

親に吃音があるからといって、必ずしも吃音になりやすい体質があなた本人に引き継がれるわけではありません。

 

確かに、吃音がない親に比べれば、子どもが吃音になる確率は高めです。

けれども、子どもが7人いれば、そのうちの1人が吃音になるかもしれないという程度のものです。

 

【吃音と遺伝】母親も、あなたを産んだ瞬間から「母親1年生」

 

吃音,遺伝

 

私もあなたと同じく、吃音が原因で前まで、どうしても親に感謝できませんでした。

 

でも、今ではこんな自分を「産んでくれただけでありがたい」と思えるようになりました。

 

子どもから見れば親は完璧なんです。

 

でも本当は完璧じゃないから腹を立てるんじゃないですか?

 

それなのに親ってのをすごいんだって思い込んじゃうけど、人間誰も完璧じゃないんです。

 

あなたをここまで育て上げるために未熟ながら、あっちこっちぶつかってなんとかやってきたんです。

 

どんな親だって、なった時は未熟です。

 

そう考えると、未熟な親が自分のことを育ててくれたなって思ったら、感謝が湧いてきませんか?

未熟な親を非難することじゃなくて、考え方をちょっと変えれば、その未熟な親が、本当は自分が食っていくのに精一杯なのに、よく自分まで育ててくれたなって思えます。

 

だから人間って感謝しようと思ったらいくらでも感謝できると私は思うんです。

 

これってすごく大きいことだと思いませんか?

 

あなたより若かったであろう当時の親が、自分を育ててくれたと思えば、それだけで今よりは感謝できるようになるんじゃないですか?

 

まとめ

 

吃音,遺伝

 

ここまで長文を読んでいただき感謝しています。

 

しつこいようですが最後にもう一度言います。

 

親に吃音があるからといって、必ずしも吃音になりやすい体質があなた本人に引き継がれるわけではありません。

 

さらに

 

家庭環境の悪いこと、母親の育て方・教育が悪いことは、子供の吃音の発症に関係しません。

 

そして最後の最後に!

 

今より少しだけでいいので親に感謝してください!

 

 

この記事を最後まで見てくれたあなたならきっとできると私は信じてます。

 

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