上手く,話せない,ストレス

 

吃音の症状を増やす原因はストレスにあるのか?

 

結論から最初に言いますと、

吃音を増やす要因はストレスや不安と関係しています。

 

私自身も過去に電話、人前で話す時、上司の前など特にストレスがかかり、どもりが酷くなったことがありました。

 

ですので、吃音を改善させるには脳の問題やストレス、それにプラスして本人の心の問題の両方に働きかけなればいけません。

 

今回はストレスと吃音の関係性についてお話します。

 

【上手く話せないのはストレス】「傷ついた経験」の積み重ねが吃音を増やす

 

上手く,話せない,ストレス

 

言葉がつっかえたり、詰まったりするどもりは本人が意図して起こしてるのでもなく、起きるわけでもありません。

 

聞き手がいる場面で話すとき、相手の反応が「今の話、面白いね!」「カッコ良かった!」「すごく良い!」と褒められたりしているときは吃音の人は比較的に流暢に話すことが出来ます。

 

これはプラスの反応が吃音の人の話し方に強化されて、良い循環になっているからです。

 

では、逆はどうでしょうか?

 

聞き手がいる場面で、言葉をくり返したり、詰まったりする吃音の症状を出してしまって、相手が「笑う」「真似する」「びっくりする」「せかす」「さえぎる」「話し方を注意する・叱責する」ということをされてしまった場合、吃音の人にマイナスの反応が起きてしまい、吃音の症状がひどくなってしまいます。

 

これは先ほどのプラスの反応の逆で、マイナスの反応が吃音の人の話し方に強化されて、悪循環になってしまっているのです。

 

さらに、マイナスの反応がもたらす影響はプラス反応の5倍も強いと言われています。

 

ある行動が、その結果として起こる周囲の反応によって、ますます起きやすくなる現象を、心理学用語で「オペラント学習」と言います。

 

話し方にも、この現象が起きていることになり、周囲の否定的な反応は症状を増やすもとになります。

 

吃音の症状を増やさないためには、このマイナスの反応をできるだけ排除していくよう、取り組んでいくことが大切です。

 

【上手く話せないのはストレス】会話の前の不安と、後の落ち込みで悪循環に

 

上手く,話せない,ストレス

 

吃音がある人が感じる話す前の不安は「どもるのは悪いこと」という前提の中から生まれてきます。

 

なめらかに話せないことで、「傷ついた経験」を積み重ねていると、「どもるのは悪いこと」という思いが本人に刷り込まれているのです。

 

吃音の悪循環はここから始まります。

上手く話せなかった時に経験してきた周囲の否定的な反応によって、そうした思いを強くしてしまうのです。

 

よく見られる吃音を隠すための工夫

 

ある程度吃音が続いている人は、吃音の症状が出ないように、できるだけスムーズに言葉が出るように工夫しています。

 

【言い換え】

言いやすい言葉を選んで話す

 

【挿入】

「あのー」「えー」などという言葉を入れながら話す

 

【置き換え】

言葉の順序を入れ替えて話す

 

【助走】

言いやすい前置きをつけてから話す

 

【随伴症状】

顔や下などに力が入る、体を叩く、腕をふってタイミングを測ってから話す

 

【中止】

言葉が出にくくなると、全てを言わずに黙ってしまう。

 

【回避】

会話、話をする場面から逃げる

 

このように吃音が目立たなくなることで話すこと、会話することに自身がつけば、上記の工夫も意味はあります。

 

しかし、必ずしも上手くいく時ばかりではありません。

 

「隠すこと」が目的になると「伝えたいこと」を十分に伝えられなくなってしまいがちで悩みはもっと複雑化してくるのです。

 

特に、話すこと自体を諦めてしまう「回避」は避けたい工夫の方法ですね。

 

しかし、頑張って、頑張って努力しても吃音はゼロにならないときがあります。

 

そのため、本人が話すこと、会話することに不安を感じ、人とのコミュニケーションや社会参加の妨げになってしまうことがあります。

 

吃音は、たんに「上手く話せない」というだけでなく、生活全体に影響してしまうリスクをはらんでいるのです。

 

【上手く話せないのはストレス】「大丈夫かな?」と思ったら、「大丈夫!大丈夫!」

 

上手く,話せない,ストレス

 

「大丈夫かな?」と思うのは人間の本能です。

 

人間は大なり小なり、用心深いし、用心深いです。

 

ただそれが、吃音の人にとっては少し大きいだけです。

 

一番いけないのは、心配しすぎること。

 

「取り越し苦労」というやつです。

 

いつまでも「大丈夫かな?」「どもったらどうしよ、、、」「またなんか言われるかも、、、」と暗い顔していたら、本当によくないことが起きてしまいます。

自分で引き寄せちゃうんですね。

 

だから、心配な気持ちが浮かぶのは、悪いことではなく「大切なのは、そのあと」です!

 

「大丈夫かな?」と思ったら、即座に、「私はどもらない!大丈夫!大丈夫!」と言って打ち消して見てください。

 

そして、そのあとニコニコ笑顔でいい言葉を使っていたら、悪いことなんて起きませんから。

 

まとめ

 

上手く,話せない,ストレス

 

吃音の症状を増やす要因はストレスが一部関係しているのは事実で、吃音の症状を増やさないためには、「どもることは悪いこと」と感じるような、マイナスの反応をできるだけ排除していくよう、取り組んでいくことが大切です。

 

また、繰り返ししつこくなりますが

 

一番いけないのは、心配しすぎること。

です。

 

人生は自分が主人公のドラマ、暗いセリフ、暗い表情は似合いませんよ。

 

この記事で、吃音の症状を増やす要因をしっかり理解していただき、今後の生活に役立てていただけたらとても嬉しく思います。

 

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