吃音,いらっしゃいませ,言えない,接客,仕事

 

「仕事をしていて接客するときに、いらっしゃいませの第一声が凄く言いづらい・・・。接客の仕事やバイトは自分には向いてないのかな・・・」

このように吃音がある人が接客の仕事やバイトをする時に必ずぶち当たる壁。

 

そう、接客用語が言いにくいということ。

私自身も実際に接客のアルバイトを経験して痛感しましたし、何よりも、もう自分にあった仕事やバイトなんて他にあるの?と自己嫌悪になってしまいがち。

 

ただ、ひとつだけ言っておくと、吃音の克服は今すぐは出来ませんが、対処をする事はでき、対処法を身につけるだけでも、あなたの心の負担は格段に減らすことが出来ます。

というのも、対処法を用いて楽な発音の仕方を身に付けることができれば、「この言葉言えるようになった」と自信がつくようになるから。

 

ということで今回は、吃音でいらっしゃいませなどの接客用語が言いにくい人の為に心の負担を格段に減らすことができる対処法を紹介していきますので、じっくり読んでみてください。

接客の仕事でどもってしまう吃音の方へ大切な心構えを伝授!

 

吃音,いらっしゃいませ,言えない,接客,仕事

 

様々な接客用語があるかと思いますが、お店に来てくれたお客様に一番最初、すなわちファーストコンタクトになる挨拶が「いらっしゃいませ」

結局のところ、お客様は最初のファーストコンタクトの接客で「この店がいい店か?ダメな店か?」見極めるわけですので、そこは、社員・バイト関係なく徹底することが何よりも大切。

 

吃音のせいで・・・と「いらっしゃいませ」をいうことをためらって、お客様に全く挨拶をしないということは、接客業として絶対にNG。

 

少し考えてみてください。「俺は生まれつき吃音だから話さない・・・」と言っている人が、吃音を改善できると思いますか?

「吃音だから・・・」と言えば言うほど、吃音を改善できる状態から遠ざかっているわけです。

 

吃音改善に大切なことは、不安になりすぎないこと。

「もしどもってしまったらどうしよう」という吃音がある人特有の「予期不安」が自ら吃音の症状を誘発してしまうのです。

 

吃音がある人が克服の一歩として覚えて欲しい心構えが、苦手なこと、できないと思っていることを全部逆にして、「できる!」ということ。

肝心なのは口に出して「できる」と言うこと、そうすることで、脳は膨大なデータをグルグル使い出して、全力で言ったことを実現するようになります。

 

反対に、「できない」、「苦手」と言えば、脳の中の膨大なデータが「できない」とい言うことに、グルグル頭を使い出して、できないことを実現させてしまうのです。

「できない」、「苦手だ」と言うから苦手になるのであって、「できる」、「得意だ」と言えば本当に得意になると言うこと。

 

心の中でひっそり思っていてもダメ!なりたい自分、できる自分を、バンバン口に出して言っていくことが何よりも大切。

吃音を抱えている人にとって、このような自己洗脳はとっても大切で、結果的にこの「予期不安」を潰せるようになるのです。

 

苦手なことでも逆さにして、「できる!」と口に出して言えば、その通りになると言うこと。

 

 

参考:吃音があるとバイトができないの?おすすめの求人は?あなたを輝かせる第一歩!

吃音でもいらっしゃいませを楽に発音する方法3選!

 

吃音,いらっしゃいませ,言えない,接客,仕事

 

実際に職場で「いらっしゃいませ」や「ありがとうございます」などの接客用語が言えないと、「今回も上手く言えなかった・・・」と自己嫌悪になりがち。

上手く話せなかった嫌な思いが記憶としてインプットされ、予期不安としてさらに吃音の強化に繋がってしまうことも。

 

このようなことを防ぐためにも、前の項目でお話しした大切な心構えを身につけることはもちろんのこと、しっかりとした対処法(楽に発音できる方法)を覚え、発話の成功体験を少しづつでいいので積み上げていくことも大切。

 

そのためこの項目では、吃音のあなたでも「いらっしゃいませ」や「ありがとうございます」を楽に発音する方法を3つ紹介していきます。

言葉を発音するタイミングを変える

 

「いらっしゃいませ」を楽に言えるようにするには、「い」を一発目で発音するのではなく、「ら」を一発目に持ってくる様に声を出してみるということ。

 

というのも、吃音の人は最初の母音である〝a,i,u,e,o〟が言いずらい、詰まってしまう方が非常に多いから。        

「ら」にアクセントを置くことで、一発目の「い」に力が入らないようにする方法。

 

「い」を小さく言う、もしくは完全に取り払い、「ら」を強調して発音してみることで、なんとなく「らっしゃいませ」と言っている気分になると思います。

 

かといって、周りの方に「らっしゃいませ 」と聞こえているかというと、不思議とちゃんと言っているように聞こえるんですよね。

 

あなたも経験があると思いますが、気前のいいご飯屋さんで「らっしゃい!」、「っしゃせー」なんて言われることがありますが、こっちはちゃんと言っているように聞こえますよね?笑

 

この例えは少し大げさかもしれませんが、今お話ししている原理と全く同じ。

このように、アクセントの付け方や、言葉を発音するタイミングを変えるだけでいとも簡単に「いらっしゃいませ」が言えることができ、お客様に対する接客に困ることはないでしょう。

 

母音を2つ並べる

 

「いらっしゃいませ」でしたら、「ぃいらっしゃいませ」のように「い」を2つ並べて話すように意識しましょう。

「い」は母音ですので、2つ並べても少々長めの発音になる程度で、聞いていてさほど違和感がありません。

 

  • 例) 「ぃいらっしゃいませ」

 

このように、最初の第一声の「ぃ」をなるべく柔らかく発音しようと心がけると、次の「い」の滑り出しが良くなり、ちゃんと「いらっしゃいませ」が言えるようになります。

 

柔らかく発音するコツは、小さな声をだすイメージで声を出してみると、柔らかい声が出るようになり、また、舌や唇の力を抜くことにより、小さく柔らかい声がだしやすなる。

 

私自身が過去に「いらっしゃいませ」が言えなくて悩んでいた時期がありますが、この方法はとてもおすすめで、聞き手側になんの違和感なく、「いらっしゃいませ」が伝わるようになります。

 

母音を2つ並べる発音によって、ブロック状態が緩和されて、第一声の「い」の滑り出しが良くなると言うこと。

他にも接客業のお決まりフレーズである「ありがとうございます」、「おはようございます」も同様ですので試しにやってみると良いでしょう。

 

どの場面でも言いやすい楽な発音の仕方、方法を見つけて、自分に自信をつけていってください。

 

「いらっしゃませ」の前に一呼吸する

 

吃音がある人は特に、呼吸が浅く、話す時に途切れ途切れになっていたり、早口でスピードが速すぎたり、強い声を出して話してしまう傾向があるため、「ありがとうございます」の前に必ず一呼吸することを意識してみると効果的。

 

まずはしっかりと呼吸から整えて、「いらっしゃいませ」と言えるように呼吸の準備をしてみるのも一つの方法。

また、下記では吃音と腹式呼吸の関係性についてお話ししていますのでじっくり読んで参考にしてみてください。

 

 

参考:吃音は腹式呼吸で改善できる?呼吸が浅いとどもりやすい?練習方法を完全伝授!

まとめ

 

吃音,いらっしゃいませ,言えない,接客,仕事

 

吃音でもいらっしゃいませを楽に発音する方法は下記の3通り

 

  • 言葉を発音するタイミングを変える
  • 母音を2つ並べる
  • 「いらっしゃませ」の前に一呼吸する

 

「自分は吃音だから・・・」というのではなく、口に出して「できる」と言い続け、背伸びした自己洗脳を続けることによって、できないことも次第にできるようになっていく。

 

初めは慣れないこと続きで大変かと思いますが、発話の成功体験を積み重ねていき、吃音克服の道を切り開いていきましょう!

 

 

参考:吃音が優秀者病かチェック!克服した有名人を参考にする仕事のおすすめは?

 

 

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