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「言葉が詰まる、話す時に頻繁に噛んでしまう・・・これって一体何だろう・・・」

話す時に言葉に詰まったり頻繁に噛んでしまい、周りから笑われたりからかわれたりして悲しい思いをしている人も少なくありません。

 

私自身も実際にあなたと同じように、話す時に言葉に詰まったり、たくさん噛んでしまい、その度に嫌な思いをしてきた経験をもつひとり。

 

その度に、「俺って何でこんな話し方何だろうか・・・、生まれ持ったもんだからしょうがないのかな・・・」と自分の中から出てくる嫌悪感を「しょうがない」という一言で消化し続けてきました。

しかし、成人してからも続く自分の話し方を治したくて、生まれつきの自分の話し方の正体を見つけることができたのです。

 

その正体とは「吃音症」であるということ。

学生時代からたくさんの辛い思いをしてきて、誰にも恥ずかしくて相談もできずにやっとの事で正体を見つけることができたわけです。

 

今回は、言葉が詰まる、噛む「吃音症」とは一体何?についてと、噛まないトレーニング方法はあるのか?についてお話ししていきますので、じっくり読んでみてください。

【言葉が詰まる、噛む】昔から続くこの症状の正体とは?

 

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多くの人の場合思った言葉、思いついた言葉はすぐに声となって直ぐに発せられるもの。

ですが、中にはその言葉を思い通りのタイミングで発せられない、言葉が詰まったりつっかえたりする、といった悩みを抱えている人がいます。

 

もしこれを見ているあなたもこのような悩みに悩まされているのであればそれは「吃音症」かもしれません。

冒頭でお話しした通り私自身も、成人するまでは「吃音症」という言葉すら知らなく、自分は生まれつき言葉をたくさん噛んでしまう体質なんだと自分で思っていました。

 

あなたも私と同じような立場なら「吃音症」という言葉を知ることができてとてもラッキーなこと。

それでは、この「吃音症」とは一体何なのか下記で詳しくお話ししていくので、自分の症状と照らし合わせてチェックしてみてください。

吃音の症状のタイプ

 

言葉を滑らかに発することができない、吃音のタイプは主に、言葉を繰り返す「連発」・引き伸ばす「伸発」・出にくい「難発」の3通り。

 

吃音は言葉を覚えていく年齢で発症しやすい傾向があり、一般の人が「ありがとう」とタイミングよく話すことができるのに対し、吃音を抱えている人がタイミングがずれてしまうと以下のように吃音の症状を出してしまう。

連発

 

極端に言えば連発とは「最初の言葉を繰り返す」症状のことで、吃音の症状としてはもっともよく知られたもの。

「ありがとう」と言おうとしたが、「あ」から「り」への発音がスムーズに行かず、「あ」でしばらく空回りが生じる。

 

結果、「ああああありがとう」のような最初の言葉を連打した言い方になってしまいます。

難発

 

次に、連発と並ぶもう1つの吃音の主要な症状、「難発」について。

吃音がある人は、幼い時、子供の時の症状は主に「連発」中心ですが、多くの場合、この「難発」を獲得し、「連発」と「難発」の両方を持ち合わすように。

 

自分の話し方を客観的に見れるようになったり、その話し方を評価したり、叱責したり、からかったりする他の人の視点が無意識に自分の中にインストールされるようになっていくと、次第に吃音の症状を「隠したい」と思うようになります。

 

連発のように「ああああありがとう」と無理やり発音するのではなく、むしろそれを隠すようになる、その結果生じるのが「難発」。

一言で言えば、「言葉が出ないこと」で、特定の言葉で言葉が出なくなり、喋れなくなってしまうこと。

 

連発が「ああああありがとう」に対し、難発は「っっっっっっありがとう」といった「っ」しかない感じ。

言いたい言葉が頭の中にあるのにも関わらず、体がそれを言葉に発することを受け付けてくれないのが難発の特徴です。

伸発

 

こちらは割合的にかなり少ないですが、最初の言葉が伸びてしまう、「伸性」という症状もあります。

こちらは、「うれしい」が「うーーーーれしい」のように、言葉の最初の音から次の音に移るまでのタイミングが遅く、最初の言葉が引き伸ばされてしまう症状。

 

吃音がある人の中には、無理に言葉を絞り出そうとして、しかめっ面になったり、腕を振る、飛び跳ねたりといった動作をし、タイミングをとり、言葉を発する人もいます。

吃音を「隠すこと」が目的になると「伝えたいこと」を十分に伝えられなくなってしまいがちで悩みはもっと複雑化してくるもの。

 

吃音が起きる原因と割合

 

100人の子供が生まれたら、そのうちの5人は吃音になり、5人のうち4人は自然回復し、1人は持続するという結果が出ていて成人の吃音者は100人に1人の症状と言われています。

 

いずれも2歳から5歳位の幼児期に始まる子がほとんどで、子供が言葉や文字を積極的に覚え始めたり、話し始める、急激な言語発達の時期にあたり、言葉の急激な発達を促す環境が影響している可能性がありますが、具体的なことは未だ不明。

 

また、現在吃音は、環境などの影響によって発症されるものではなく、下記の通りに結論づけされている。

 

  • 吃音の原因は親ではなく、親は悪くない
  • 吃音は体質が原因
  • 吃音に対して否定的な反応をとると、吃音が悪化するので、幼少期のからかいやいじめの予防が大切。

 

結局のところ、吃音の原因は完全には解明されていないため、昨今、脳科学や遺伝子研究がされている。

 

さて、吃音者の割合を見てあなたは「意外と吃音者っているんだな」と思ったのではないでしょうか?

そうです、あなただけではありませんし、あなたと私を含め、吃音に悩んでいる人は沢山いるということ。

 

少しづつで良いので、吃音の症状について理解していくことが何よりも大切。

 

 

参考:吃音は遺伝する?家庭環境から脳の働き方まで徹底追求!

【言葉が詰まる、噛む】噛まないトレーニング方法はある?

 

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最初にお話ししておきますと、吃音症は今すぐには治すことは不可能で、治すには一定の時間が必要不可欠。

というのも、吃音克服にはやはり、自分自身の内面から変えていく必要があり、「うまく話せる方法」のような表面的なテクニックでは限界があるから。

 

とはいえ、1つずつ無理なく楽に話せるような言葉を練習していき、「この言葉楽に言えるようになった!」と小さな成功体験を積み重ねていき、吃音を克服してきた人もいるのも事実。

 

ということで次は、噛まないようにするための滑舌練習方法をお話ししていきます。

滑舌トレーニングをすることで、舌や口周りの筋肉を鍛えることになるので、いつの間にか口が動くようになり、声もしっかり出て、話しやすくなりますので、吃音の軽減に役立つことでしょう。

ゆっくりと話す習慣をつける

 

実際に自分の声を録音して聞いてみるとわかりますが、大体の吃音の方は早口で喋ってしまっているのが実情。

話す前に、一度話す内容を頭の中で整理する!その後で、ワンテンポおいてから話すようにすることを意識するとだんだんと早口は解消されていきます。

 

どうしても早口になってしまう場合は、口を大きく開けて話す、ボディーランゲージなど、自身の身体とリンクして話すことで自分の話し方のスピードもコントロール出来るはず。

「どもりそうだな…」と不安になる時はとりあえず、最初の出だしはゆっくりと話し始めることを意識していきましょう。

 

早口を改善するためには、とにかくゆっくりと話すイメージを持つことが何より大切。

また、吃音の人の早口対策は下記の記事で詳しくお話ししていますので、どうしても早口が治せないという方は、クリックして読んで見てください。

 

参考:どもりと頭の回転の関係性について。吃音者は頭が良い?悪い?早い?

「ら」を頭につけて「か行」「た行」「な行」を繰り返し発音する

「ら」を頭に付けて発音します。

 

  • か行 → らか・らき・らく・らけ・らこ

 

  • た行 → らた・らち・らつ・らて・らと

 

  • な行 → らな・らに・らぬ・らね・らの
 

おそらく吃音の人が言いづらいのは「らた」「らな」あたりですのでらた」「らな」「らぬ」あたりは何度も繰り返して練習することをお勧めします。

 

この練習を繰り返し行うことで、どんどん唇と舌の動きがよくなり発話も明瞭になっていく。

 

この練習方法を各5〜10分程繰り返し練習すると、滑舌の改善に効果的なので是非スキマ時間などで実践してみてください。

 

以上2つのトレーニング方法をお伝えしましたが、先ほどお話ししたように、日常生活や職場の電話応対でも、小さな成功体験を少しずつでもいいので積み重ねていき、発話することへの自信をつけていけば、吃音の克服も難しいことではありません。

まとめ

 

言葉,詰まる,噛む,噛まない,トレーニング

 

昔から話す時に言葉が詰まる、頻繁に噛んでしまうというならば、あなたは「吃音症」かもしれません。

吃音症の症状は下記のように3パターンあります。

 

  • 言葉を繰り返す連発
  • 言葉が出にくい難発
  • 言葉を引き延ばす伸発

 

吃音の人の割合は、100人に1人と言われており、吃音で悩んでいる人が多くいるのが今の現状。

吃音克服にはやはり、自分自身の内面から変えていく必要があり、「うまく話せる方法」のような表面的なテクニックでは限界があります。

 

しかし、「この言葉言えるようになった」という自信を持つことは、吃音者にとってとても大切なこと。

どんどん話すことに自信をつけていき、吃音克服への一歩を踏み出しましょう!

 

 

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