吃音,理解,されない,されにくい,理由

 

「吃音が理解されない・・・僕だって好きでどもってるんじゃないんだよ・・・」、「なんで馬鹿にするの?」

吃音がある人のほとんどが、自分の吃音を指摘された時に、このようなことを感じていつのではないのでしょうか?

 

自分の吃音を理解されない苦しみや、指摘された後の悲しみはとてつもないもの。

そもそも、日本国全体で「吃音」という言葉の社会的認識が薄いのは紛れも無い事実。

 

実際に、私自身も成人するまでは「吃音」っていうワードすらしらなかったくらいですので。

 

吃音を周囲の人に理解してもらう方法って何だと思いますか?

周囲の人に理解してもらえるかな・・・と思うかもしれませんが簡単です。

 

簡単なのですが、今回お話しする考え方を身につけた上で、理解してくれるようにすると本当にうまくいきます。

ということで今回は、「吃音が理解されない、されにくい理由とは。オレならこう立ち向かうね」についてお話ししていきます。

吃音が理解されない・・・そもそも吃音とは?

 

吃音,理解,されない,されにくい,理由

 

言葉は多くの人にとっては「思ったらすぐに出る」ものですが、中には言葉の出し方が一筋縄では行かない人がいます。

「うれしい」と言おうとしているのに、「うううううれしい」と、つっかえて出てくる。

 

あるいはそもそも最初の「う」が出ない。

こんなふうに、思ったのとは違う仕方で、言葉が体から出てくるのです。

 

これが「吃音」と呼ばれる症状で、「吃音症」「どもり」と言われることもあります。

 

 

参考:吃音症ってどんな感じ?原因や治し方は?世界一受けたい吃音授業!

主な吃音の症状はこの2つ!

 

1.「連発」

先ほど説明した上記の「最初の言葉を繰り返す」症状になります。

 

2.「難発」

こちらは、この連発が起こることを回避する為の対処法であり症状です。

「うれしい」が「うううううれしい」になるのを避けようとして、そもそも最初の「う」が出なくなるのです。

 

幼児は「連発」が多く、成人になると「難発」が圧倒的に多くなります。

このように症状のタイプは変化していき、吃音者は喋る言葉の2割はどもりますが、8割は流暢といえます。

そして、言葉の出だしのタイミングが合わない、最初の言葉でどもることが多いのです。

 

※割合的にかなり少ないですが、最初の言葉が伸びてしまう、「伸性」という症状もあります。

こちらは、「うれしい」が「うーーーーれしい」となって出てきます。

吃音者の割合

 

100人の子供が生まれたら、そのうちの5人は吃音になり、5人のうち4人は自然回復し、1人は持続するという結果が出ていて成人の吃音者は100人に1人の症状と言われています。

 

とはいえ、この数字を見たあなたは「意外と吃音者っているんだな」と思ったのではないでしょうか?

そうです、あなただけではありません‼︎

 

あなたと私を含め、吃音に悩んでいる人は沢山います。

少しづつで良いので、この症状について理解していきましょうね。

吃音が出やすいシチュエーション

 

まず吃音の出る・出ないは、シチュエーションにきわめて強く影響されます。

 

必ずしも吃音者がみんな「人前で話すような緊張するシチュエーションだとどもる」というわけではありません。

 

どんなシチュエーションだとどもりが出やすいかは人によってバラバラですが、管理人の私の場合は「心から信頼している、家族、友達、先輩とリラックスして会話しているとき」に、どもりがとても出やすいです。

 

私のようなシチュエーションでどもりが出やすいという人は案外多いです。

吃音でない人からすると、ちょっと意外かもしれません。

 

 

 

 

参考:吃音と緊張の関連性について。緊張していなければどもらないのか?

「吃音」と「言葉を噛む」の違い

 

吃音,理解,されない,されにくい,理由

 

ほとんどの非吃音者が「吃音」と「言葉を噛む」の違いについて理解されていないのではないでしょうか。

結論から言いますと、吃音が出るメカニズムと言葉を噛んでしまうメカニズムは全く違うということ。

 

吃音は、話初めのタイミング、つまり発話における最初の音のタイミングが合わないため「おおおおはよう」などど言葉をつっかえてしまいます。

 

それに対し、言葉を噛むというのは、発話のタイミングがあっているが、舌や口を動かす筋肉の一時的な運動ミスにより起こるもの。

 

また、冒頭でもお話ししましたが、日本国全体で「吃音」という言葉の社会的認識が薄いのは紛れも無い事実。

最近、少しニュースなどで特集されるようにはなってきましたが、まだまだ認知されるまでは行っていませんよね。

 

私自身も恥ずかしながら、成人するまでは「吃音」という言葉すら知らなく、「自分の話し方は単に噛みやすいだけ」というぐらいにしか思いませんでした。

吃音の当事者も「吃音」という言葉を知らないくらいなので、吃音の悩みがない非吃音者には全く縁のない言葉ですよね。

 

このように、「吃音」と「言葉を噛む」の認識の違いが、吃音者と非吃音者との間にある大きな壁だと私自身今までの経験を通して実感しております。

 

吃音と言葉を噛むことの違いは、「発話タイミングが混乱しているか、してないか」であり、吃音がある人は、言葉の内的タイミング障害であることがわかります。

 

 

 

 

参考:吃音と噛むの違い。発達障害なの?どもりの原因と症状が丸わかり!

吃音が理解されない、つらい・・・オレならこう立ち向かうね

 

吃音,理解,されない,されにくい,理由

 

吃音を抱えている人の話し方は誤解を受けやすい面があり、自分ではどうもしようもない特性だということをしっかりと相手に伝えておく必要があります。

 

そのためにはしっかりと周りの人間に自分は吃音症という話し方のクセを生まれつき抱えているとカミングアウトすることが何よりも重要。

 

そこで大切なのは、全員が全員あなたの吃音に対して理解してくれるように・・・と絶対に思わないこと。

というのも、やっぱり無理なんですよね。。。100人全員に好かれたり、理解してもらうことは。

 

カミングアウトした結果、自分の吃音に対して笑われたり、理解されなかったら「絶対に構ってはいけません」絶対にですよ。

自分が勇気を出して正しいことをしているのに対し、そのような態度をしているのは、もうそいつがオカシイんですよ(笑)

 

で、そうゆう奴とは付き合わない。

「自分が間違っていたのかな・・・」とか絶対に思ってはいけません。

 

イメージしてみてください。

自分と考え方が合わなかったり、おかしな奴100人に好かれるより、自分のことを理解してくれる5人と仲良くなった方が絶対に幸せです。絶対に。

 

全員に好かれたら「空気」みたいな存在になりますよ。必ず。

 

おかしな人がいたら付き合わない。

そうすると、今度は良い人間が集まってきます。

 

ということで、自分の吃音をカミングアウトする前にこのようなことを理解しておくと、自分の背中にある荷も軽くなるはず。

 

自分の吃音を隠し通したり、時には話し方を指摘されたり、からかわれたりすればするほど、本人の心の負担は増えていく一方。

 

厳しい言い方をしてしまいますが、周りを変えようとするのではなく、まずは自分で自分の吃音を説明できるようにしておくことできっとこの先の道が開けていきます。

 

私自身も「吃音が“つらい”と思ったら見てください。」でお話ししている通り、自分の吃音をカミングアウトしたことで、吃音との向き合い方を知ることができましたし、改めて吃音を治したいと思えるようになったわけです。

 

そして、カミングアウトすることで確実に周りの聞く姿勢が変わり、自分の不安やストレスを減らす大きな効果があるということ。

 

といっても、明日全員の前でいきなりカミングアウトしろといってもなかなか無理があるので、仲の良い同僚や先輩がいるならば、はじめはそこからでいいので自分の吃音のことを打ち明けてみましょう。

 

そうして、自分の吃音のことを理解してくれている同僚や先輩がいてくれれば、あなたの大きな心の支えになります。

カミングアウトによって、自分の人生を共にする大切な友人を作れるかもしれませんね。

 

全員に理解されなくてもいいので、カミングアウト!

 

是非、自分のためにも実践してみてくださいね。

 

 

 

参考:吃音でいじめに遭っている大人へ。理解されない・・・自分が原因なの?

まとめ

 

吃音,理解,されない,されにくい,理由

 

吃音が理解されない、されにくい理由とは下記の通り

 

  • 「吃音」と「言葉を噛む」の違いがわかっていない
  • そもそも「吃音」っていうワードすら知られていない

 

吃音を周囲に理解してもらうには、自分からカミングアウトするしかありません。

カミングアウトすることで確実に周りの聞く姿勢が変わり、自分の不安やストレスを減らす大きな効果があります。

 

しかし、中には理解してくれない、影で笑ってくる人もいるでしょう。そりゃ、人間ですので。

そしたら、関わらなければいいだけです。相手にしてはいけません。

 

人間誰しも、みんなに好かれたいと思いがちですが、そのようなことは絶対に不可能。

このようなことをしっかりと理解した上で、カミングアウトしてみてください。

 

あなたなら絶対に成功できる!絶対に!

 

 

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