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「ああああありがとう」、「っっっっっっありがとう」などのように、物心ついた時には言葉をつっかえて話している気がしませんか?

 

一般的に、言葉は思ったらすぐに言葉として発せられるものですが、中には言葉の出し方が一筋縄ではいかない、思ったのとは違う形で言葉を発してしまう話し方のクセがある人がいます。

これを「吃音症」と言い、あなたに心当たりがあるのなら「吃音症」かもしれません。

 

今あなたは、この吃音症って治すことはできるのかなと不安になっているかもしれませんね。

結論から言いますが、全然大丈夫です。

 

あなたが昔から吃音があったとしても、全く問題なく克服することはできます。

ではどうやって?

 

ものすごくシンプルで簡単な話です、その吃音の症状をまずはきちんと理解し、吃音と真っ向から向き合って行けばいいだけの話なんですよね。

 

確かに、明日や1週間後に吃音が克服できるほど甘い話ではありませんよ。

でも、あなたが吃音を克服してもっと自由に生活したいのであればやるしかないわけです、やってやりましょう!

【言葉がつっかえる】幼児期からの発症が多い吃音の症状や原因について徹底解説!

 

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さて、今回は言葉がつっかえる、同じ音を繰り返す吃音症についてお話ししていきます。

吃音とは簡単言い表すと

 

言葉を滑らかに発することができない、吃音のタイプに、言葉を繰り返す「連発」・引き伸ばす「伸発」・出にくい「難発」があるという症状。

 

吃音は言葉を覚えていく年齢で発症しやすい傾向があり、一般の人が「ありがとう」とタイミングよく話すことができるのに対し、吃音を抱えている人がタイミングがずれてしまうと以下のように吃音の症状を出してしまう。

吃音の症状のタイプ

 

連発

 

極端に言えば連発とは「最初の言葉を繰り返す」症状のことで、吃音の症状としてはもっともよく知られたもの。

「ありがとう」と言おうとしたが、「あ」から「り」への発音がスムーズに行かず、「あ」でしばらく空回りが生じる。

 

結果、「ああああありがとう」のような最初の言葉を連打した言い方になってしまいます。

難発

 

次に、連発と並ぶもう1つの吃音の主要な症状、「難発」について。

吃音がある人は、幼い時、子供の時の症状は主に「連発」中心ですが、多くの場合、この「難発」を獲得し、「連発」と「難発」の両方を持ち合わすように。

 

自分の話し方を客観的に見れるようになったり、その話し方を評価したり、叱責したり、からかったりする他の人の視点が無意識に自分の中にインストールされるようになっていくと、次第に吃音の症状を「隠したい」と思うようになります。

 

連発のように「ああああありがとう」と無理やり発音するのではなく、むしろそれを隠すようになる、その結果生じるのが「難発」。

一言で言えば、「言葉が出ないこと」で、特定の言葉で言葉が出なくなり、喋れなくなってしまうこと。

 

連発が「ああああありがとう」に対し、難発は「っっっっっっありがとう」といった「っ」しかない感じ。

言いたい言葉が頭の中にあるのにも関わらず、体がそれを言葉に発することを受け付けてくれないのが難発の特徴です。

伸発

 

こちらは割合的にかなり少ないですが、最初の言葉が伸びてしまう、「伸性」という症状もあります。

こちらは、「うれしい」が「うーーーーれしい」のように、言葉の最初の音から次の音に移るまでのタイミングが遅く、最初の言葉が引き伸ばされてしまう症状。

 

吃音がある人の中には、無理に言葉を絞り出そうとして、しかめっ面になったり、腕を振る、飛び跳ねたりといった動作をし、タイミングをとり、言葉を発する人もいます。

 

吃音を「隠すこと」が目的になると「伝えたいこと」を十分に伝えられなくなってしまいがちで悩みはもっと複雑化してくるもの。

 

下記の記事では、吃音の人が自分の吃音を隠すためにしている工夫について紹介していますので、あなたも同じことをしていないかチェックしてみてください。

 

 

参考:上手く話せないのはストレスが原因?

吃音が起きる原因と割合

 

100人の子供が生まれたら、そのうちの5人は吃音になり、5人のうち4人は自然回復し、1人は持続するという結果が出ていて成人の吃音者は100人に1人の症状と言われています。

 

いずれも2歳から5歳位の幼児期に始まる子がほとんどで、子供が言葉や文字を積極的に覚え始めたり、話し始める、急激な言語発達の時期にあたり、言葉の急激な発達を促す環境が影響している可能性がありますが、具体的なことは未だ不明。

 

また、現在吃音は、環境などの影響によって発症されるものではなく、下記の通りに結論づけされている。

 

  • 吃音の原因は親ではなく、親は悪くない
  • 吃音は体質が原因
  • 吃音に対して否定的な反応をとると、吃音が悪化するので、幼少期のからかいやいじめの予防が大切。

 

結局のところ、吃音の原因は完全には解明されていないため、昨今、脳科学や遺伝子研究がされている。

 

さて、吃音者の割合を見てあなたは「意外と吃音者っているんだな」と思ったのではないでしょうか?

そうです、あなただけではありませんし、あなたと私を含め、吃音に悩んでいる人は沢山いるということ。

 

少しづつで良いので、吃音の症状について理解していくことが何よりも大切。

 

 

参考1:吃音は遺伝する?家庭環境から脳の働き方まで徹底追求!

参考2:吃音の人が天才かもってご存知ですか?理由を徹底解剖!

【言葉がつっかえる】吃音は病気、発達障害に分類されてしまうのか?

 

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吃音は話し方の「クセ」、「個性」のひとつですが、法律的、医学的に一定の線引きをしない限り、支援や治療の対象が無制限に広がってしまうので、そこで「障害」や「病気」として捉えることもあります。

吃音を障害として捉えることに抵抗があるひとは少なくないでしょうし、私自身もそう思っているひとりです。

 

しかし、障害と捉えることで、より適切な支援を公的に進めてもらえるというメリットもあるということ。

発達障害者支援法に吃音もひとつの障害として分類されており、吃音が支援対象になること自体、まだまだ知られていないというのが実情。

 

発達障害支援法とは、脳機能の発達が関係していて幼少期から起きてくる障害を持つ人に対し、国や自治体が責任を持って適切な支援を行なっていくことを定めた法律。

 

自閉症やADHD、LDの診断には専門的な知識が必要ですが、吃音は周りの人が寛易に判断できますので、「うちの弟、もしかして吃音症かも」と思って受診やカウンセリングを受けた場合、まず間違いなく吃音症と診断されます。

 

医療機関で言語療法などを受ける前には診断書が必要で、診断書を出すことで、学校や職場などで特別な配慮を求めやすくなることもある。

 

法律で支援対象とされている以上、吃音の悩みは、個人の問題ではなく、国や自治体が積極的に対策を進めていくことが望まれる。

 

また、程度にもよりますが、吃音の人でも障害者手帳を持つことが可能で、下記の記事で障害者手帳を持つことのメリット、デメリットなど詳しくお話ししているのでじっくりと読んでみてください。

 

 

参考:吃音者は障害者手帳を持てる?メリット、デメリットを徹底解説!

まとめ

 

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時間がかかるが吃音としっかりと向き合っていけば、あなた次第で克服できる。

 

言葉がつっかえる吃音の症状は主に、「連発」「難発」「伸発」からなっており、吃音が発症するのは幼児期の段階がほとんどで、原因は未だに解明されていない。

 

吃音は話し方の「クセ」、「個性」のひとつですが、法律的、医学的に一定の線引きをしない限り、支援や治療の対象が無制限に広がってしまうので、そこで「障害」や「病気」として捉えることもある。

 

吃音なんてぶっ飛ばして、もっと自分らしく生きてやりましょう!

 

 

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